お仕事で使っていた L2 インテリジェントスイッチの HP ProCurve 1800(8ポート) のポートがひとつリンクしなくなってしまいました.
このスイッチ,Gigabit 対応でインテリジェントなのですが,当時としてはかなり安価(2万円程度)でしたのでとても重宝しており,出来れば後継製品で入替えようと思って,HP のページを見てみると… Enterprise 向け製品がいつの間にか別会社(Hewlett Packard Enterprise, HPE)になっています.おまけに,
BIOS や Firmware のダウンロードが製品登録しないと出来ないし,どうも保証期間内かサポート契約中しかダウンロードさせてくれないみたい(泣)
です.
今まで個人的に利用するサーバや,ネットワーク機器などに HP のものをよく購入していたのですが,これからは選択肢からは外さざるを得ません.サーバーやスイッチとは言え,個人的に使うものにサポートなんか結べません.
と言うことで,HP 以外のものを検討したのですが,VLAN が使えれば今回は OK だったということもあり,NETGEAR のクリックスイッチの新製品 GSS108E を選択しました.
定価は15,000円ですが,購入価格は約半額,爆安です.付属品は以下の通り.
前にレビューした GSS116E とほぼ同じ付属品です.もちろん,「クリックスイッチ」なので,固定用ブラケットが付属しています.
でもですね,残念なことに,GS116E と違って
ブラケットに固定用の磁石が付属してない
んです.これ,買ってから気が付きました.別売りもしてないみたい….なお,このブラケット,吸着ジェルシートが付きます.平らな金属面なら張り付くかなと試してみましたが,残念ながらそこまで吸着力は強く無い.
冒頭部の写真を見ればわかる通り,本製品,GS116E には無い USB 給電ポートがあります.出力は1ポート10W,2ポート同時使用で15Wと結構あり,製品ページ写真を見ると,スマホ等の充電を想定したものです.要するに,ブラケットの吸着ジェルは机の上で利用したときに動かないようにする目的のものの様です.
ソフトウェアの使い勝手は,自宅で使っている5ポートの GS105Ev2 と同じです.と言うか,全く同じに見えます.
もちろん,ファームウェア等手に入れるのに製品登録は不要です.ProCurve 1800 と交換する前に Firmware を最新に入れ替え利用を開始しました.安価な製品ですが,そうそう交換するようなものでもありませんので,これからしばらく使い続けることになります.と言うか,これ,ライフタイム保障です.いつまで使うことになるのやら(笑).