運が良いのか悪いのか(いや,悪いんだと思いますが),2018年11月9日に Apple から案内のあった,Macbook Pro の一部 SSD に不具合対象に引っかかってしまいました.
他の部分ならともかく,記憶領域の不具合です.いくら仕事に使ってるものだとは言っても,いや,仕事で使ってるからこそ,仕事のデータがあるとき突然消えるのは困りますので,すぐに Apple に対応をお願いしました.
実は,私, Apple に修理を依頼したのは初めてなんですが,
修理もやっぱり Apple だなって思います.なお,該当する Macbook Pro をお持ちの方は,必ずバックアップを取ってから送らないと,Apple が言う通り,ホントに SSD は初期化されて戻ってきます.
修理依頼から完了まで
Apple から不具合の発表があったのが 2018年11月9日で,私が発表に気が付いたのが10日です.すぐに Time Machine でバックアップを取り,Apple に実際に対応を依頼したのが11日の夜です.
そこから修理完了までの流れは次の通り.
- 11日夜に電話による対応をしてもらえるよう WEB で依頼
- Apple から登録アドレスに受け付けた旨のメールが届く
- 予約した12日午前に担当者から電話あり.以下の説明あり.
- 不具合がある場合は SSD が初期化されること
- 当該以外の部分が壊れている場合は,有償でその修理をした上でしか SSD の修理を行えないこと
- 修理には1週間程度見てほしいこと
- 修理は Apple 代理店持ち込み/運送業者への引き渡しのいずれかになること
- 本体のみの預かりとなること
- iCloud からサインアウトしておいて欲しいこと
- Apple から修理申し込み完了のメールが届く(電話終了後すぐ)
- 運送業者の引き取り(12日午前)
- Apple 修理センターから修理開始する旨のメールが届く(13日午前)
- Apple から修理完了のお知らせがメールで届く(13日夕刻)
- 運送業者から製品を引き渡される(14日午後)
見ての通り実質3日で修理完了ですので,素早いのはもちろんなんですが,それ以上に,各段階ごとに「システマティック」にメールで報告されるってのはかなり驚きでした.
修理品について
修理品ですが,
実に Apple らしい仕上がり!
です.写真を見れば一目瞭然です.
発送,返送はもちろん PC 専用の箱で行われます.この専用箱も進歩してるんですね.簡単に梱包できるようになってますし,再利用もとてもやり易い.
で,修理完了した製品ですが,新品のスマホみたいに透明なフィルムが貼り付けられていますし,液晶面とキーボードの間には緩衝材が挟まれています.
また,修理報告書は Apple のロゴが付されたクリアファイルの中に入れられていました.なお,MacBook Pro の SSD は Apple が予告した通り,全部削除されていましたが,出荷時のものではなく,修理に出したときと同様の MacOS mojave がインストールされていました.恐らくこれ,修理品に応じて変えてるんだと思います.
復旧と雑感
復旧は簡単です.Time Machine でバックアップを用意してから発送しましたので,Time Machine から復元するだけです.
やり方も Apple から修理報告書と共に送られてきた
に従うだけです.必要にして十分な情報が記されています.
今回初めて Apple の修理サービスを受けましたが,
ある意味過剰なほど丁寧
です.特に,修理上がり品がまるで新品のスマホのような包装につつまれていたのには驚きました.
と言うことで,全体としては,迅速かつ丁寧な対応ということで,かなり満足のいくものでしたが,やはり,修理にそれなりの日数が掛かったこと,そして完全に初期化されてしまったのは残念でした.
有料でも良いのでこの辺りを何とかするオプションがあれば完璧なのになぁ……というのが今回の最終的な感想ということになると思います.
以上!