omnicharge Omni Power Station 雑観です.Amazon のブランド公式ページは以下の通り.
結論から言えば,
もちろん個人で買うようなものではありませんが,比較的安価なバッテリー管理ソリューションとしてはいまのところ唯一
だと思います.
購入理由と製品仕様
もちろん私が個人的に買ったものではなく,勤務先の情報部門が貸し出し用のバッテリーとして導入したものです.お値段は約50万円とそれなりのお値段なんですが,
- バッテリー複数本(10本)を同時に充電できる.
- USB-C,USB-A,DC出力,コンセント,非接触充電に対応している.
- USB-C は 60W まで対応している.
という仕様で,ノートPCを含めて問題なく使えるものとして,このお値段で手に入るものは(多分)他にないです.と言うか,相当探し回ったけど,数百万円するロッカータイプのものとこれ以外見つからなかったそうです.
製品サイトは,
です.製品としては,10本同時充電できるものと,5本同時充電できるものの2製品で,10本のものと5本のものは価格がほぼ丁度半額ぐらい.と言うことで,バッテリー1本あたり約5万円という計算です.
付いてくるバッテリーは,Omni 20+ 100W DC で,容量 20,400mAh ですから,Anker や Ravpower などの同様の製品と比べると,お値段3倍以上と相当に高いです.ただし,Omni 20+ 100W DC 単体だと25000円くらいで買えるみたいですし,これ1台で,小型機器ならほぼどんなものでも充電できるという他にない製品なので,そんな高いわけじゃありません.やはり,10本のバッテリーを同時にスマートに充電できるという部分が高価になってしまう理由だと思います.
また,いくら高いとは言っても,コンセントなどが備わった会議用のテーブル買ったり,そのために部屋のコンセントを増設したりする工事したらこんな額ではどうにもなりませんので,そう言う意味ではこの価格は「安い」と言える訳ですね.
開封の儀
本製品,たまたま私が情報部門で会議をしていたときに届きました.何と注文して3日ほどで届いたとのこと.と言うことで,届いたパッケージは,
な感じで,さすがにものすごくデカイです.また,バッテリー10本ですからとても重い.仕様を見ると約20kgだそうです.
開けると,バッテリーの Omni 20+ 100W DC が10本と,ACケーブルが入っていて,この下に充電台が入っていました.
上の写真は充電台を表から撮影したものですが,裏から撮影した様子は以下の通りです.
充電台の見た目は非常にシンプルで,あるのは,主電源スイッチと,ACケーブルを挿すところと Ethernet ポートだけ.さすがに10台もの大容量バッテリーを充電するものなので,AC アダプターではなく,電源は内蔵されています.
バッテリーをセットした様子が以下の通り.主電源を入れるとすぐに充電が始まりました.
全体的にすっきりとしたデザインで,オシャレな会議室の片隅に置いてあっても全く違和感がないとおいます.また,この充電台,結構持ちやすいので,そんなに頻繁でなければ置き場所を移動させるくらいのことは1人でできると思います.そう言う意味では,かなり機動力の高い製品なんじゃないかなと思います.
なお,注意ですが,バッテリーと充電する機器をつなぐケーブル類は一切付属していません.これは完全に別売りのようです.専用アクセサリをみると,DELL, HP, Lenovo に対応するDC出力端子と Magsage2 に対応するもの,Surface コネクトに対応する USB-C ケーブルが2500円位で売られています.また,バッテリーのDC出力は,
- 25V4A
- 20V5A
- 15V2.5A
- 12V2A
の4つに他言うしているようです.ノートPCだと20Vのものが多いので,これだと100Wまで出力できるということみたいです.
ネットワーク対応?
さて,上の写真を見てお気づきの方もおられると思いますが,本製品,Ethernet に対応しており,さらに実は WiFi にも対応しています.
実はコレ,情報部門も届いてから気が付いたらしい.と言うことで,ネットワーク経由でバッテリーの状況監視できるのかなぁ……と思ったのですが,これは,
その通りとも,そうではないとも言える
ことに注意が必要です.
どういうことかと言うと,本製品,どうも本格的なバッテリー貸し出しサービスに対応するらしい.製品ページを見ると,
に書いてあるんですが,モバイルアプリ経由でレンタル予約,支払い,バッテリー有効化ができるとあります.もちろん,へーと思って,試してみたそうなんですが,イマイチよくわからなかったので,製品販売元(どうもブラジルの企業さんらしい)に問い合わせてみると,
年間15万円ほどの利用料を払わないとダメ
だそう.つまり,本製品のネットワークはこのためのもので,バッテリーの充電状況などを監視するものではないことに注意が必要です.
と言うか,このサービス,内容的にはそんな高い利用料ではないとは思いますが,製品サイトみても有料であることが全く分かりません.今回は単純に10台同時充電可能なバッテリーソリューションとして購入したので良かったのですが,この機能を当てにして購入するところもあると思います.この点についてはそれと分かるようキチンと製品ページを修正された方が良いのではないかと思います.
と言うことで,本製品の50万円という価格には,このサービスに対応するための仕組みも入っていると言うことで,そう考えるとなるほど,この位の額はするよなぁ……とあらためて納得してしまいました.
Omni 20+ 100W DC 雑観
最後に付属のバッテリー Omni 20+ 100W DC について感じたことを少し記しておきます.
本製品,単体だと約25000円で購入することができますが,いまだと半額位でほぼ同容量のACコンセントと TYPE-C と TYPE-A に対応したバッテリーを手に入れることができます.
ただし,本製品,さらに,
- ワイヤレス充電
- パススルー
- DC出力(100Wまで)
- 液晶画面
に対応しています.また,マットな手触りかつソリッドな外観なので,非常に高級感があります.実際,私が使っている姿をみた人が口々に,
何,このカッコいいのは?
と聞かれますし,あまりACコンセントが使える小型バッテリーというのは見たことないひとが多い様で,へー,という人が多いです.また,日本の場合 iPhone 持ってる人が多く,この上に置くだけでワイヤレス充電されるのを見ると,
欲しい!幾ら?
と聞かれることも多いです.
ただし,お値段25000円と聞くと,高いなぁ……でも災害時にも使えそうなので買おうかなぁ……という反応が帰って来ます.
正直災害用としてはバッテリー容量少なすぎる気がしますし,それだとソーラーパネル込みで考えるべきだと思うのでどうかと思いますが,スマホを充電するバッテリーとは全く別物だという印象の様で高いけどあると良いなぁ……と思う人が結構いて,なるほどなぁ……と思いました.
また,液晶画面があるとやはりかなり便利です.実際,現在どの程度の容量残っているのかや,何W出力しているのかなどが表示されると,キチンと充電的ていることを目で見て確認できるので安心だからです.あと,実際に色々な機器を充電してみましたが,充電がかなり「速い」気がします.製品サイトを見ると,高速充電・高出力が特徴として挙げられていますがその通りな感じです.逆に言うとあっという間に電気なくなる感じがするので,もう少しバッテリー容量大きいと良いのになぁ……と思います.
と言うことで,本製品,やはり,これ一つで色々な機器に確実に充電したい,という用途に答えるどちらかと言えばプロ向きの製品だと思います.高性能なのは確かなんですけど,重さ611gもありますし,大きさもそれなりなので,カバンに入れて毎日持ち歩く気にはなりませんし,それ以前に25000円と気軽に手を出せる価格ではないですしね.
あと,個人的に買うなら,これじゃなくて,同じメーカーだと,
の方を買うと面白そうかなぁ……と思います.と言うのも,この製品だと「電圧とアンペアの調整が可能」らしいので,安定化電源として使えると思うからです.バッテリー対応の持ち運び可能な安定化電源って少なくとも私は聞いたことない.Omni 20c+
も USB ハブとして使えるので便利そうではありますが,この価格でACコンセントが無いのが残念かな.
以上!