tmux の status line とマウスを使う設定の備忘録.gnu screeen と同様のターミナルを便利にするコマンドですが,詳しくは tmux 元ページ
https://tmux.github.io/
をご覧ください.今回の設定は以下のページを参考にしています.
tmuxでマウスモードのON/OFFを単一キーで簡単に切り替える - Qiita
tmuxのマウスモードってたまに使いたくなるんだけど常時ONだと邪魔に感じることもしばしば。それでマウス関連の設定を簡単にON/OFF出来るようにしたいなーと思って試行錯誤した歴史。tmux2.1…
出来るようにしたかったことは次の通りです.
- status line の表示と非表示を切り替えたい.デフォルトは非表示とする.
- tmux でマウスを利用するのかターミナル(mintty)で利用するのかを切り替えたい.
何でこんなことをやりたかったのかと言うと,いつもは status line はウザったいので隠しておきたい.でも,いくつもペインを開いているときは,どこにいるのか分からなくなるので status line を表示したい.
で,マウスも同様に,例えばペインの境界線を移動させたいときはやはりマウスの方が直感的でやり易い.でも通常はターミナルの方の操作体系に慣れているということで,標準はターミナル,たまに tmux にマウスを利用させたい訳です.
あと,ついでに status line をシンプルな見た目にしてみました.最終的な設定内容は以下の通りです.
$ vi ~/.tmux.conf set-window-option -g mode-keys vi set-option -g status off set-option -g status-bg "colour238" set-option -g status-fg "colour255" set-option -g status-right " | %m/%d %H:%M:%S" set-window-option -g window-status-format " #I: #W " bind-key M-s \ if-shell "tmux show-options -g status | grep off" "set-option -g status on" "set-option -g status off" bind-key M-m \ if-shell "tmux show-options -g mouse | grep off" "set-option -g mouse on" "set-option -g mouse off"
これで次のようにして status line とマウスの切り替えができます.
- status line: CTRL+b, Alt + s
- mouse: CTRL+b, Alt + m
Alt key とのコンビネーションが少し面倒ですが,tmux の標準のキーバインドとかち合わないようにするためにあえてこのようにしています.まぁ,頻繁に使う訳では無いのでこれで良いかと.