Anker 521 Power Strip 雑感です.Amazon 商品ページは以下の通り.
いつもの通り結論から書くと,
スマホとかモバイルPCの充電もできる電源タップとして絶妙なバランスの製品
だと思います.
購入理由
購入理由は,仕事机の上で
- スマホの充電
- モバイルPCの充電
- コンセントを用いた給電
をやりたかったからです.
メインのスマホの iPhone 12 mini ですが,購入した直後からかなり長い間ワイヤレスで充電していました.しかしここ最近,暑さのせいで,ワイヤレス充電が途中でストップが頻発するようになりました.
実際,スマホを触ると,かなり熱かった.はじめてすぐに充電停止してしまっていることも結構あり,出かけてからそれに気がつきかなり困るときもありました.また,当然このような使い方だとバッテリー劣化が確実にはやまる可能性が高くなります.
と言うことで,ワイヤレス充電をあきらめて,有線による充電に切り替えるのに合わせ,ついでに机の上の環境を少し整備したいと考えた訳です.
仕様の概要
製品の公式ページは,
ですね.発売は2022年8月23日で,Anker の場合,すでに新製品も発表となっていますので,現行製品ではありますが,最新とまでは言えません.しかしその分価格はこなれており,私の場合は約3000円で購入できました.
仕様は USB 系統は最大30Wまでで,
- USB-C ✖️ 1: 5V, 9V, 15, 20V
- USB-A ✖️ 2: PowerIQ 対応
- コンセント ✖️ 3
です.本体色は白で,本体に電源ケーブルが直付けされている比較的コンパクトかつ高機能な電源タップです.
開封の儀
まず本体のパッケージですが,家電量販店などでも売りやすいよう製品写真と仕様が表面にきれいに印刷された紙箱でした.色使いは Anker のいつもの感じですね.
付属品は,本体,説明書と多分本体を机等に固定するための両面テープです.もちろん説明書はきちんと日本語化されています.
本体は USB ポートが配置されているところは少し透明感のある白,それ以外は艶消しの白で,上面に ANKER のロゴが配置されていました.写真は撮り忘れましたが,ANKER のロゴのある反対側の面に仕様やPSEマークが印字されていて,さらに両はしに細長いシリコンでできた滑り止めが配置されていました.なお,本体に直付けされた電源ケーブルの長さは1.5mです.
製品雑感
実際に設置してみて,最初に感じたことは,高級感はさほど感じませんが,自宅の居間やベッドサイドにおいても違和感がないなということです.
机の上に置いたとき,電源ケーブルに引っ張られて,本体が持ち上がるようなこともないですし,(少なくとも私の机では)滑り止めもそれなりに効き,両面テープで貼り付けないと使いにくいなんてこともないです.
もちろんスマホの充電も全く問題はないです.ワイヤレス充電と違って全く熱くならないので確実に充電が完了します.
また,本製品,USB-C の出力は 20V ✖️ 1.5A の30Wとかなり控えめで,モバイルPCへの給電がきちんとおこなえるか少し心配していたのですが,私が現在利用している機器の場合は全く問題がないです.なお,現在利用中のものは以下の通りです.
- Apple Macbook Air M2
- Dell XPS 9380
- Lenovo Thinkpad X1 Carbon gen 6
- Microsoft Surface Go 2
もちろん急速充電はできないですし,ノートPCをフルパワーで使う場合は給電が追いつかなくなると思いますが,フルパワーで連続して使うことなど滅多にないですし,あったとしても背面のコンセントに高出力の充電器を挿せば良いだけです.
Anker からはより USB-C の給電能力の高い
- Anker 615 USB Power Strip
- Anker 525 Charging Station
も出ていますが,本製品に比べると厚みも大きさも一回り大きくなりますし,お値段もほぼ倍です.これらの製品は機能的には完全に上位互換です.しかし,取り回しの良さという意味では本製品の方が上で,少なくとも私の使用用途だと本製品を購入して正解だったなと感じています.
もちろん,こうだったらより良かったのにという点もあります.
まず一つ目は,せっかくだから USB ポートは USB のハブとしても使えると良いのにって思います.実際,コンセントタップにもなる,USB給電に対応した USB ハブってほとんど見ません.あっても結構なお値段しますし,本製品のように見た目良くないです.
二つ目は,全面の USB ポートの向かって左側の空きスペースです.
この部分には,「Surge Protection」の印字と LED が配置されていますが,電源に接続されているかどうかを確認できる LED はともかく Surge Protection の印字はいかにも空白を埋めるためって感じがします.この部分,出力されているワット数などが分かる小さな液晶画面だと良いのにって思います.
しかし上記2つとも実現したとしても価格はかなり上がってしまうでしょう.そう考えると,本製品,今の形が最もバランスが良いのかもしれませんね.
以上!