Logicool MX KEYS mini KX700GRd 雑感です.
いつもの通り結論から書くと,
打ち心地が良くてコンパクト! しかし,このお値段なら Logi BOLT レシーバーは付属して欲しい
です.商品へのリンクは以下の通り.
なお,この blog の Logicool の製品シリーズの記事の第22段目です!
Logicool CRAFT と Logi Options +
購入の直接の動機は,これまでメインのキーボードとして使っていた Logicool CRAFT KX1000s キーボード
のバックスペースキーが外れやすくなったことです.
実用上は少し困るなぁ……程度だったんですが,コントロールアプリの Ligi Options + がいまだに対応していないことがうざったく感じるようになったこと,さらに,使用をはじめて5年経過していたことで,買い換える決心をしました.
Logi Options + に対応していないとなぜうざったかったのかと言うと,私の場合,Logicool MX Anywhere 3 ワイヤレスマウスを使っていたのですが,この場合,
- Logicool CRAFT KX1000s キーボード: Logi Options + に非対応
- Logicool MX Anywhere 3 ワイヤレスマウス: Logi Options + に対応
です.したがって,CRAFT キーボード用の旧アプリ Logicool Option と マウス用の Logi Options + の両方を入れることになる.すると,Logicool FLOW でキーボードとマウスが連動しなくなってしまう.
仕方ないので,Logicool Options だけにすると,確かにこれだと FLOW がきちんと連動して動くようになるんですが,こんどは結構な頻度で Logi Options + を導入しませんか?って聞いてくる.つまり,あっちを立てると,こっちが立たずとなってしまうんです.
と言うことで,早く CRAFT が Options+ に対応してくれないかなぁ……と思っていたのですが,当時の最高級キーボードなのにいつまで経っても対応してくれないまま,結局,バックスペースキーが外れやすくなってしまったので,入れ替えを決心したということになる訳ですね.
MX KEYS mini を選んだ理由
これは,
Logicool CRAFT のキータッチが気に入っていたのとコンパクトさに惹かれた
からです.あと,Logicool FLOW にも対応して欲しかった.
以前の記事,
にも書いた通り,Logicool CRAFT の打鍵感とても気に入ってました.だから,同様のキーが搭載されているものが良かったですし,Logicool FLOW も使いたかった.だから,必然的に選べるキーボードは,
- MX KEYS
- MX KEYS MINI
のどちらかでした.このうち,CRAFT と同じキー配置なのは MX KEYS なのですが,テンキー部分っていつも使う訳じゃなく,さらに,使いたければ,別付けでテンキーをつないで使う方がじゃまにならなくて便利だと感じるようになったので,場所を取らない MX KEYS MINI で良いかなって思った訳ですね.
CRAFT にはあとくるくる回せるクラウン(ホイール)がありますが,これ滅多に使わなかったので,全く必要性を感じていなかったですしね.
MX KEYS mini 開封の儀
と言うことで,購入した MX KEYS ですが,まず,お値段は約13,0000円と決して安くはありませんでした.少し前までは1万円前後だったと記憶しているのですが,円安になって随分値段があがった気がします.
パッケージは以下の通り,綺麗な印刷のされた厚手の紙箱ですね.正直高級感は無いです.パッケージは CRAFT の方が圧倒的に良かった.
開けると以下のような感じで,キーボードはパラフィン紙?っぽいものに包まれていて,キーボードを取り出した下にある箱の中に説明書・保証書・USB-A to C の充電用のケーブルが入っていました.この充電用ケーブルは CRAFT に入っていたものと同じだと思います.
キーボード本体の様子は以下の通りです.比較のため最初の2つは CRAFT と並べて撮影しています.どちらもグラファイト色なんですが,濃い色と薄い部分が逆になっていてかなり印象が違います.丸いクラウンが配置されているバー部分がかなり太くなっている CRAFT より,MX KEYS MINI の方がスマートに見えますし,もちろん,テンキー部分がないだけ相当にコンパクトです.充電口や電源スイッチ,底面のデザインは CRAFT とほぼ全く同一です.
MX KEYS mini の良いところ
MX KEYS mini の使用感ですが,
テンキー部分がない以外は CRAFT と同じ
です.あえて言うなら使い始めは CRAFT より若干キーが重い感じがしましたが,CRAFT は5年使い込んだあとなので,恐らく新品どうしだと全く変わらないんじゃないかと思います.
違いとしては,あとは電池持ちでしょうか.CRAFT の方がほんの少し電池持ちが良かった気がするんですが,これは気のせいかもしれないです.実際,電池容量は,
- CRAFT: 1200mAh
- MX KEYS: 1500mAh
- MX KEYS mini 1050mAh
らしく,150mAh しか違わないし,CRAFT は5年使用したのでそれなりに電池ヘタってるはずだからです.
もちろんコンパクトな分,机がかなり広く感じるようになったことも良いところですね.
と言うことで,ほぼ期待通りの使用感です.
MX KEYS mini のイマイチなところ
さて,上に書いた通り,使用感はほぼ期待通りだったのですが,購入して気がついたイマイチなところもあります.
まず,そのひとつめが旧レシーバーの
Logicool UNIFYING レシーバーに未対応!
なことです.これは購入して試してはじめて気がつきました.
また,新レシーバーの
LOGI BOLT USB レシーバーが別売り
です.これも購入してはじめて気がつきました.
つまり,Bluetooth に対応していないデスクトップ機で本製品と Logicool MX Anywhere 3 ワイヤレスマウスを使うためには,
- BOLT USB レシーバーを購入して,
- BOLT USB レシーバーと Unifying レシーバーの2つをPCに接続
しないといけなかった.正直これは
大誤算
でした.
まぁ,Unifying レシーバーは旧世代のレシーバーなので,これに対応していないのは仕方がないのかもしれませんが,本製品,決して安くはないので,せめて BOLT レシーバーは同梱しておいて欲しかったです.
実際,まだまだ自作のデスクトップ機とかだと Bluetooth に対応していないものも多いと思います.この場合は,BOLT レシーバー無いと接続できないので,本製品購入したは良いが使えないってなる人それなりにいるんじゃ無いかと思いますし,私の場合もそうでした.仕方ないのですぐに BOLT レシーバー注文するはめになってしまいました.
あと,これは Amazon の Logicool ストアページの製品タイトルの問題なんですが,
Bluetooth Logi Bolt Unifying 非対応
って書き方されているんですが,正直に読むと,
- Bluetooth にも
- Logi Bolt にも
- Unifying にも
対応していないって読めてしまいます.
本製品以外にも POP MOUSE M370 とかの製品紹介もこうなっている.実際には,
- Bluetooth 対応
- Logi Bolt 対応
- Unifying 非対応
な(はず)なんですが,とても分かり難いです.もちろん詳しい説明見ればそうじゃ無いって分かるんですけど,迷う人多いんじゃ無いかなと思うので改善して欲しいところですね.
以上!