VAIO S11(VJS111) の雑感.本 blog 初めての PC 本体のレビューです.残念なことに私ではなく同僚のものなんですけどね.
人のものとは言え,一部ソフトウェアの構築も含むものでしたので,時間的にはほぼ1日使ったことになります.で,結論は
いいね!これ.是非欲しい!(でも買えない)
です.残念ながら Let note CF-RZ4(もちろん仕事です.こんな高い機種個人的には買えません) を使っていますので,さすがに新しすぎて入れ替えはできません.
まずは SPEC から.Core i5-6200U+4GB+SSD(SATA) 128G の LTE モデルです.第2世代ハイスピードSSDモデルではありませんが仕事(事務仕事 + プログラミング程度)で使うには十分です.と言うか,最近は CPU とか SSD のスピード等で不満に思うことは無いです.
じゃあどの部分に不満を感じるのかと言うと,
- キーボード
- 重量・形状
- 電池もち
- 外部接続端子
- プリインストールソフトウェア
の4つです.
まずキーボードから.同サイズの PC で最近長期間使ったことのあるものだと,上記の CF-RZ4 と Macbook air 11inch ですが,MacBook Air と同じような感覚で使えています.と言うか,CF-RZ4 はキーが小さすぎていつまで経っても打ちなれない.
反発は ThinkPad なんかよりは強くはなく,Fn Key や方向キーがそれなりの大きさ確保されていますし,深さも最低限は確保されているので,私個人としては日常的に使うキーボードとしてそれほど違和感はない.まぁキーボードは好みの部分が大きいので実際に試されることをお勧めします.
次に重量・形状と電池もちについて.ほぼ 1kg で今では最軽量とは言い難いですが,常に持ち歩く PC としては許容範囲です.カバンに入れ携帯すると,1.2~1.3kg のものとはやはり違います.電池もちも通常使用だとほぼ1日持ちますのでこれも私の場合必要にして十分です.やっぱりこの辺も MacBook Air とほぼ変わらない感覚です.
で,本機がとても良いな,と感じたのは残りの「外部接続端子」と「プリインストールソフトウェア」の2点です.
個人的な意見として,外部接続端子として新しく買う PC には USB3.1 が是非ついていて欲しい.私の場合,閲覧性と携帯性を両立させるために外部ディスプレイを利用しています.今だと 4K のディスプレイを使いたい訳ですが,11inch ~ 13inch のディスプレイの PC で 4K に対応するものは結構少ない.実際,4K のモニタを買って,Let note CF-RZ4 が対応していないのには愕然としました.恐らく現行の CF-RZ5 も未対応だと思います(HDMI2.0への対応が要るが仕様に書いていないので分からない).また,HDMI だけでなく,Displayport にも対応が欲しい.だから USB3.1 への対応が嬉しい.
さらに,SDカードが標準で使えるのも良い.内蔵SSDの容量が足りなくなれば SD を刺せば良い.今や256GBの SD でも8,000円程度です.
プリインストールソフトウェアも魅力的です.何がかと言われると
とにかく何にも入っていない!
んです.ドライバ以外ほんと何にも入っていない.アップデート用の常駐ソフトでさえ入っていません.また,ドライバもほとんどがインテルの純正のものばかりです.
仕事で使うものには必要最低限のソフトしか入れたくないし入れられない.だから,ネットワークへの接続等を補助するソフトウェアでさえ正直「邪魔」です.PC を購入すると,まず不要なソフトを削除することから始めるのですが,本機は消すものが何にもない.
ということで,冒頭の結論の通り,「欲しい!でも買えん!」な訳です.
まぁ,一応不満点を書いておくと,
- せっかくの USB3.1 なのだから給電にも対応して欲しかった!
- メモリ 8G がハイスピードSSDと抱き合わせでこれだけで約5万円ほどする!
ことでしょうか.私が将来買うときには(そんなときが来るのかどうかは分かりませんが)解消されていると嬉しいなぁと思います.