気がつけば Logicool ばかり…の第12弾になりますが,Logicool K780 マルチデバイス BLUETOOTH キーボードを買ってみた雑感です.私が所有する中で,初の Logicool FLOW 対応キーボードです.
いつもの通りまずは結論から言うと,
キータッチが硬めで疲れる.でも,Logicool FLOW 対応してるのは便利だし,スマホ・タブレットスタンドがとても良い.正直,K810 とどちらを使うのか迷う!
です.
キーボードの作りは?
このキーボ―ド,他の同じような作りの Logicool キーボードと比べ,キータッチがかなり「硬い」です.おかげで長文を打つとかなり疲れます.私が持っている他のキーボードと比較してみると,
- K810 との比較:キータッチが倍くらい硬く感じる.キー間隔や大きさはほぼ同じくらい.キーボード自体の作りは K810 の方が良く見えるし,高級感も K810 の方がある.この辺りが K810 とこのキーボードの価格差なのかなと感じる.
- K750r との比較:キータッチはやはり倍くらい硬く感じる.しかし,K750r のキーボードはなんだかチャカチャカしたキータッチなので,作り自体は,本キーボードの方がかなり良いように感じる.また,K750r はそれぞれのキーが若干大きく,さらに,キーボード自体もひと回り以上大型であり,かなり邪魔に感じていたが,本キーボードは,テンキーまで入っているのにそこまで大きく感じない.ソーラー対応で半永久的に電池を変えなくて良いのが K750r の良い点だが,それ以外は本キーボードの方が勝っていると思う.
- K230 との比較:キータッチは1.5倍程度硬く感じる.値段が違いすぎるので当然かもしれないが,キーボードの作りは比べ物にならないくらい本キーボードの方が良い.意外なことにキーボードの大きさ自体は,K230も本キーボードもほとんど変わらない(タブレットスタンド分だけ本キーボードの方が大きい).しかし,K230はキーが詰まりすぎており,とても打ちにくいにも係わらず,本キーボードにはそういう事は無い.
まとめると,キータッチは
K750r = K780 > K230 > K810
の順に軽くなり,キーボード自体の作りは,価格差通り,
K230 << K750r < K780 < K810
の順に良く感じます.つまり,キーボード(文字を打つ道具)としてはやはり K810 が最も良い.でも K780 には付加価値があるんですよねぇ……
K780 の付加価値その1・Logicool FLOW
キーボード自体は K810 の方が良い.でも,K780 にはそれ以外の付加価値があります.その一つが Logicool FLOW への対応です.これ,
で詳しく書きましたが,やはり,キーボードとマウスの両方が対応しているといないではかなり利便性に差が生じます.また,K810 だと,コントロールソフトウェアとして,SetPoint を導入しなければなりませんが,本キーボードだと,Logicool Options になる.現在利用中のマウスが M720 でやはり Logicool Options での利用ですから,別々のソフトを導入せずに済むというのはやはり有難い.
同世代の機器どうしを組み合わせて使って下さいってことなんでしょうね.K810 だと,
K810(keyboard) + M705t(Mouse) + SetPoint(Software)
のような組み合わせで使うべきってことなんでしょう.
K780 の付加価値その2・Unifying + Bluetooth 対応
K810 と同世代(同時期)のキーボードで複数機器切替に対応しているものは全て Bluetooth のみの対応だったと記憶しています.
ここ5年ほどの間に発売された機器で Bluetooth に対応していないものなどあまり考えられないことから,Bluetooth で十分なんじゃないの,と思われそうですが,少なくとも私の場合はそうではなかった.
まず,仕事柄,色々なサーバー機器を使うことがありますが,当然,このような機器が Bluetooth に対応する訳ない.実は K210 はそういう機器で使用する為にずっと置いているのですが,ごくたまに2台別々にキーボードを使いたいというときが不便だった.今回,K780 になってそれが解消されたました.おまけに
にも書きましたが,M720 と同様,本キーボード,Unifying レシーバーを3つ用意すれば,Bluetooth に対応していなくても,3台の機器を行ったり来たり出来る.これ,サーバー等をセットアップするときなんかにとても便利.
さらに,もう一つ,Bluetooth だと(私の持っている機器の場合だけかもしれませんが)スリープから復帰してくれない(ipad や android のタブレットだと復帰する).
私のメインマシンはノートPCなのですが,いつもは広い画面で使いたいので,外部ディスプレイにつなぎ,所謂クラムシェルモードで使っています.で,使い終わると,当然,スリープさせるのですが,Bluetooth キーボードだと残念ながら復帰してこない.そのため,
- ノートPC を開く
- ノートPC のキーボードか電源ボタンを押す
- ノートPC を閉じる
の3ステップ必要でした.しかし,Unifying だと USB の入力機器なので,当然,このどれかのキーを押すだけで復帰してくれる.かなり手間が減りました(一時期は,Unifying 対応マウスでスリープから復帰というのもやってたのですが,手が当たって少し動くだけで反応してしまいます.結局,マウスからの復帰は無効にしてました).
あと,Unifying だと,UEFI(BIOS) の画面等でも使えるというのも便利なところですね.
K780 の付加価値その3・キー刻印
K780 のキーには,通常の刻印以外に,iPad や mac 等で使うとき用の
の様な白い丸い刻印があります.このキーボード,109日本語配列キーボードなので,iOS や MacOS でなにも設定せずに使うと当然,キー刻印と実際に入力される文字が異なり.で,この差異をこの刻印は埋めてくれるわけです.
Logicool のキーボードとして,このような刻印が初めて行われたのは,モバイルデバイス用のキーボードの K480
だったと記憶していますが,Logicool の比較的高価格帯のキーボードとしては,本キーボードが初めてのはずです.
最初は「何て無理やりな解決法!」と思っていたのですが,実際使ってみると,予想以上に実用的です.と言うことで,本キーボード,たまに iPad でメールを書くのに使うようになりました.ホント,ちょっとした工夫ですが,あると無しではかなり使い易さが違ってきます.
K780 の付加価値その4・スマホ/タブレットスタンド
さて,本キーボード,見ての通り,スマホ/タブレットスタンドとして使えます.この機能,予想以上に便利でした.実際の利用例は以下の通りです.
どの組み合わせも違和感なく使えますし,非常に安定しています.このため,キーボードはかなり重い(875g,K810は335g)です.
特に良かったのは,iPhone7 と iPad mini4 との組み合わせです.iPhone7 とか iPad mini4 だと,そのタッチパネルがキーボードの Fn キーの向こうにある,という感じで使えるからです(10インチタブレットの Xperia Z4 tablet だと,タッチパネルが広すぎてキーボードから手を放して使わざるをえないため,こういう感じにはならない).
おかげで,例えば,メールなんかは,
- メールが届くと iPhone が反応する
- タッチしてメールの内容を見る.
- 返事が必要な場合は,改めてメールをPCで開く
みたいな感じで使うようになりました.つまり,iPhone の画面がキーボードから完全に手を離さなくても良いサブディスプレイみたいな感じで使えて便利な訳です.
K780 についてのまとめ
と言うことで,本キーボード,キータッチが硬めで,長時間のキータイプだと疲れるってのが K810 と比較したときの欠点なのですが,それ以外の付加価値が高く,どちらをメインキーボードにするのか迷いました.で,結局,
- K810 ⇒ 職場で使っていた K750r を引退させて利用し続ける.
- K780 ⇒ 新たな自宅のメインキーボード
としています.
なお,K780 キータッチ以外にも欠点がない訳ではありません.特に困るのは電池ボックスです.
あまりに蓋を外しにくく,嵌めにくい.かなり力を込めないといけないので,爪を折らないかハラハラします.まぁ,電池もちは1年とあり,かなり持つ様ですから,めったに開けることはないのかも知れません.しかし,それにしても……と感じるくらいの扱いにくさです.
さて,本キーボード,Logicool の出しているキーボードとしては3番目に高価なキーボードで,2番目が K810 です.両方とも所有している私としては,当然,最も高価な
が気になります.見た感じ,K810 のキーボードで Unifying + Bluetooth 対応,追加キー刻印あり,と K810 と K780 の良いところを(スマホ・タブレットスタンドになるを除く)合わせたような製品です.しかし,その分お値段が張りますねぇ…….実売20,000円以上ですか…….
なんかクルクル回る部分がありますが,これ,3DCONNXION
の SpaceMouse みたいな感じなのかな??? とても気になる今日この頃です.