USB-C がよく分からない & dodocool DC50 6-in-1 3-Port USB 3.0 Hub with PD 雑感です.唐突ですが,MacBook pro 13 2017 買いました.もちろんお仕事用です.
最近の MacBook って USB3.1 のポートしかありません.充電でさえ USB3.1 ポート経由です.しかしこれだけだとさすがにお仕事にはなりません.せめて
- 有線LAN
- HDMI
- USB type A
が使えないと困る訳です.ということで,これらが使える USB Hub(と言うか,ドッグですね)を色々物色してみたんですけど……正直,
USB3.1 って訳わかんないです(泣)
特に電源周りと映像出力への対応がよく分かりません.なので,とりあえず色々調べてみた備忘録です.
USB3.1 Dock って 4K の 60Hz には対応してないの?
今のところ色々な製品を見てみたけどどうも対応してなさそうですねぇ…….
EIZO とか Impress の記事
を見ると,USB3.1 の Alt-Mode で対応するのは,
- Displayport 1.4 ⇒ 4K, 60Hz 対応
- HDMI 1.4b ⇒ 4k, 30Hz まで
らしい.Displayport に対応しているものだと可能性がありそうなのですが,USB3.1 の dock で Displayport に対応しているものってあまりないみたいで,対応してても, 4k の 30Hz までの対応しか書かれてません.
HDMI に対応している dock は結構あるのですが,これは上記の通り 1.4b までの対応で,もちろん 4k, 60Hz には対応しない……はずなんですが……
Dock じゃない変換ケーブルだと HDMI 2.0 対応品がある???
んですよねぇ…….例えば
とか.Amazon で2500円くらいで売ってます.もうどうなっているのやら訳わかりません.
USB-PD への対応ってどうなってるのやら?
さて,次にさっぱり分からないのが USB-PD(USB Power Delivery) への対応です.USB-PD に対応している USB3.1 の Hub(ドッグ)は結構いろいろありますが……
どの程度の給電まで対応しているのかきちんと書いてないことが多い!!!
です.
USB-PD の電源供給能力については以下のページが分かり易い.
例えば私の買った Macbook Pro 13 2007 だと,61W の AC が付いてきますから,恐らく 20V, 3A で給電するのだろうと思います.
で,ラトックシステムの USB-PD の解説ページを見てみると,
USB-PD ってのはいわゆるデイジーチェーンに対応している規格の様です.と言うことは,USB Hub 自体がどの程度まで給電可能なのかを気にしなければならない気がするわけです.ところが,これがきちんと書いてある(説明してある)のをなかなか見つけられないんですよねぇ…….
中には「パススルーする」って書いてあるのもありますが,
これなんかだと,USB-PD はパススルーされて PC 本体が充電され,この Hub を動かすための給電は PC 本体から供給って事なんですかねぇ???
dodocool DC50 雑感
さて,USB3.1 の Hub (Dock) ってこんな感じで事前に調べても良く分からないので,ある意味買ってみるしかない訳です.で,たまたま同僚が dodocool の DC50 というやつを買ってたので,見せてもらいました.
まず,製品の外観はとっても綺麗です.MacBook のスペースグレイに合わせるのにピッタリのデザインで,あまり大きくなくて,手軽に USB3.0 type A, HDMI, 有線LAN のポートを増やすことが出来ます.パッケージングもとても綺麗.
ポート類の配置も良く考えられているようで,MacBook なんかで使うと,手前向きに USB 3.0 Type A のポートが3つ並び,
後ろに,USB-C(給電用)ポートと有線LANのポートが来ます.
HDMI のポートは横にありますが,これが有線LANと同じ面だともう少し据え置きのとき配線がスッキリするのになぁ,と思わないでもないですが,まぁ,許容範囲です.
少しツッコミどころなのは,説明書の日本語でしょうか.
さて,本製品,製品ページ
を見ると,
UP to 100W Power Delivery
って書いてあります.私の知る限りでは今のところ 100W に対応を謳ってる USB Hub ってこれ以外ないんですが,実際のところはどうなんでしょうねぇ???
なお,同僚曰く,MacBook だと今のところ不自由なく使えているみたいです.ただし,実際に100W給電できることを測定機器を用いて確かめた訳じゃないので,実際の御利用はあくまで自己責任でお願いいたします.
以上!