UGREEN USB Type C 延長ケーブルを購入してみた雑感になります.
いつもの通り結論から言うと,
作りは良いのですが,太くて硬いのが難点
でしょうか.しかし,ある意味このケーブルしか選択肢が無かったので,この辺りの事情について少し書き起こしてみたいと思います.
何に要るの?
目的は,先日購入した LENTION の LENTION USB-C Hub C56 EH
を PC から少し離れたところに設置するためです.
MacBook Pro は,USB-C しか拡張方法が無く,周辺機器を使うには LENTION のこの製品に代表される Hub を使わざるを得ないのですが,これらの製品,今のところどれもこれも
PC と HUb をつなぐケーブルが非常に短い!
です.LENTION のものだと実測 12cm 位しかないですし,レビューした dodocool の
とか,Aukey の
なんかもほとんど同様です.Amazon で調べてみても Thunderbolt3 接続の高価な製品を除き,基本的に短いものしか見つかりません.普通は困らないんだと思いますが,私の場合,
のように目の高さに持ち上げる台座を使うため,もとの長さだと Hub が完全に持ち上がってしまい,とても使い難い.と言うことで,この問題を解決する為になんとかケーブルの長さを延長したかった訳です.
なぜ UGREEN のケーブルを選んだの?
じゃあ,なんで UGREEN のケーブルなんてものを選んだのかと言うと,今のところ選択肢が無かったからです.まず,前提として,
USB-C 延長ケーブルってほとんど売ってません!
まず,国内のメーカーのものって今のところ皆無です.大手量販店を2店舗探しましたが,置いてません(Type A メス ⇒ USB-C は除く).AMAZON で探すしか無かった.
じゃあ AMAZON だとどうかと言うと,さすがです.いくつかは見つかります.でも,
USB-PD 60W 給電に対応を明言しているケーブルは本製品以外見つけられませんでした.
他にも MacLab とかから同様のケーブルは出ていますが,どれも 5V/2.4A/12W までしか明言されていません.
目的は MacBook Pro 付属の AC アダプタで使う(61W供給)こと,おまけに 60W ってかなり大きいので,安全性の観点から他のケーブルはとても選択できない訳です.
なお,本ケーブル,AMAZON の販売ページ
だと,対応デバイスに MacBook Pro が挙げてありますし,その上には
最大20V/3Aまで高速かつ安全で出力することが可能です。
って書かれてあるのですが,製品ページは何と見つからないんですよねぇ…….今のところ販売している USB-C ケーブル製品の一覧には本製品の情報が何も無い.
まぁ,UGREEN って AMAZON 専売のメーカーですし,本製品も UGREEN が販売元なので,製品仕様に嘘はないだろうと思ってはいるのですが……少し不安は残りますね.
開封の儀
とまぁ,利用目的と選択理由は上記の通りなのですが,一応製品の全体像を記しておきます.とは言っても単なる 50cm のケーブル(15cm のものもあります)なんですけどね.
まず,お値段は約1500円です.パッケージは,
な感じです.とても良い意味で簡素.説明書さえありません.製品自体は,
な感じで,見ての通り両端の端子部にあまり目立ちませんが UGREEN の文字が彫り込まれています.製品の作りも外から見る限り綺麗ですし,端子を継ぐ部分も全く問題がありません.
なお,注意点として,本ケーブル,きちんと奥まで押し込まないと使えません.途中までは非常に軽く入りますが,最後のところでかなりきちんと押し込まないといけない作りになっています.逆に言うと,きちんと最後まで押し込むとそう簡単には外れない設計になっています.
念のために USB Hub に色々手持ちの機器を接続してみましたが,今のところ問題は無さそうですし,MacBook pro への電源供給も
の通り直接 LENTION の Hub をつないだ場合と同じく 51W 供給されています.唯一惜しいなぁと思ったのは,ケーブルが太くて硬くて取り回し難いことです.まぁ 60W も流せてさらに色々な信号も載る訳ですから,太いのは仕方がないとしても,できればより柔らかくなってくれると嬉しいなぁ……と思うのですが,まだ USB-C って広がり始めたばかりなので仕方が無いんでしょうね.
まとめ
まず,UGREEN についてですが,製品を購入したのは,
に引き続き3例目です.いまのところどの製品も今のところ全く問題なく使えていますし,価格もそれなりに安いのでまぁ満足というところです.
問題は USB-C でしょうか.出始めだからなのか,それとも電源供給が絡む分難しいせいなのか(たぶん両方なんでしょうが)調べてもなかなかどこまで対応しているのか分からず,結局は買って試すしかないのですが,使えたとしても果たして安全に使い続けられるものなのかどうかが仕様をみてもなかなか分かり難いってところが問題だなって感じます.
そういう意味では,以前の blog でも紹介させて頂きましたが,HANPEN-BLOG
なんかはとても有難いのですが,個人が草の根でこういうこと調べないといけないっては問題があるよなぁ,って感じます.恐らく,USB-C ってこらからますます広く使われる規格だと思いますので,この辺り分かり易く製品ページ等に記す工夫を各メーカーにはお願いしたい気がします.
以上!