iPhone と観光と通信量について思ったことです.
まずはいつもの通り結論から.
iPhone の「写真」アプリは意外に通信するので注意!
ですね.
どういうこと?
私の現在のメイン端末は iPhone7 です.すでに4年目ですが,電池の持ちが少し悪かなったかなと思う以外,何の不満もありません.これ,カメラの部分を含めてのことで,最近はズームが絶対に必要って思うとき以外は,コンパクトカメラをわざわざ持ち歩かなくなりました.
実は1週間ほど前に出張で金沢に出かけたのですが,このときも持ち歩いたのは iPhone7 だけ.たまたま金沢城と兼六園のすぐ近くのホテルに宿を取っていたので,仕事終了後,その辺の景色の良いところを少し歩いたのですが,ホテルに帰り,iPhone の通信容量を見てみると,
なぜかすごく消費した通信量が多い!
ことに気がつきました.
見知らぬ土地を歩き回るのに「マップ」アプリをかなり使いましたし,AMAZON Music アプリでストリーミングされる音楽を聴きながら散歩したので,最初はこれが原因かなぁ……と思ったのですが,それにしても少し多すぎるきがするなぁ……と思って「設定」→「モバイル通信」を見てみると……
大間違い.音楽をストリーミングしてた「AMAZON Music」は大したことないし「マップ」に至ってはトップ10にも入ってない.ダントツは見ての通り
「写真」
アプリでした.
つまり,
- 観光地で景色の良いところなので,いろんなところで写真をパシャパシャ撮る
- その写真(だいたい1枚2.5から5MB)がLTE回線で片っ端から iCloud に送られる
- 結果,通信容量が短期間にものすごい勢いで消費される
となった訳ですね.
いい景色だなぁ,と思って3〜4枚の写真をいろんなところで撮ってれば容量はすぐに1Gとか行きます.ストリーミングで曲を聞くと1曲5分程度はかかりますが,5分で写真10枚20枚撮るのって簡単です.つまり,1曲ダウンロードする間にその10倍とか20倍の容量の写真をアップロードしてたってことで,当然,通信容量に大きな差がつくはずな訳ですね.
対策?
この対策は簡単です.
「写真」アプリの「モバイルデータ通信」を無効
にすれば良いだけだからです.手順は,以下の通り「設定」→「写真」→「モバイルデータ通信」とたどって出てくる「モバイルデータ通信」のスイッチをオフにすれば良いだけです.
見ての通り,こうやっても Wi-Fi につなげれば iCloud への写真のバックアップは自動的に行われます.ホテルに戻ればいまだと Wi-Fi くらいは使えるのが普通ですから困らない……と思うかどうかは人によるんじゃないかなと思います.
観光地なんかの人の多いところだからこそ,写真撮影中に人にぶつかったりして iPhone 落としたりする可能性が高い訳で,撮った先から iCloud にバックアップすべき,と思う人も多いと思いますしね.個人的に撮る写真ってなくすと取り返しが付かないある意味最も大切なデータですしね.
なお,iOS で「写真」アプリのLTE経由の自動 iCloud バックアップが標準で ON になったのは ver 11 の頃かららしいです.
以上!