SYNCWIRE HDMI to VGA 変換アダプタ雑感です.
まずは結論から書くと,
製品自体は全く問題なしです.安くて良いと思う.あと変換しても意外に大丈夫なんだなぁ……
と思いました.
購入理由と製品仕様
もう使うことは無いと思っていたんですが,つい先日,仕事で,
まだアナログ RGB しか対応してないプロジェクター(°_°) を使わざるを得なく
なりました.
どうしても手書きがしたかったので,iPad Pro 持っていってたんですが,いざ使おうとするとプロジェクターにアナログRGBしかなくて,おまけに Wi-Fi 使えると聞いてたのに,電波がほとんど届かない.
念のため PC も持っていってたんですが,最近のノートPCって RGB もないし,Ethernet のポートも用意されていないので,どうにもならず,古〜いノートPCを借りざるを得なくなり,ものすごく苦労しました.
と言うことで,世の中にはまだまだこういう環境があるんだなぁ……と反省して,いざというときにどうにでもなるよう,と思って買ったのが本製品です.
と言うことで,購入したのが,単に HDMI をアナログ RGB の15pinに変換するだけの本製品です.お値段は約1000円で,同種の製品としては,安くも無く高くも無く……という感じでしょうか.ただし,国内メーカー製だと倍額以上はします.
なお,製造元(販売元?)は SYNCWIRE とか言うところで,
を見ると香港の企業のようですね.
開封の儀
開封の儀と言うほどではありませんが,いちおう開封の様子は以下の通り.
まず,パッケージですが,紙製の簡素だけど,綺麗めの箱に入ってきました.さすがにパッケージには日本語は一切記されていません.本製品のモデル名は SW-AD082 と記されています.
箱を開けると,入っていたのは本体と説明書だけですが,驚いたことに説明書はきちんと日本語で記されていました.また,見ての通り本体の HDMI にはきちんとカバーが付属していました.
さて,製品本体ですが,滑らかな曲線状の形状で,さらにおそらくこのメーカーのロゴらしきものも本体中央に描かれています.製品本体の作りは少なくとも見る限りは非常に良く,決して安っぽくは見えないです.
と言うことで,見る限りは1000円の価値は十分にあるなぁ……と思いました.
使用雑観
もちろん実際の使用も全く問題がありません.ダメ元でやってみたんですが,
のような使い方でも大丈夫でした.なお,上の写真で組み合わせているのは,LENTION の USB-C ハブ C56 EH
です.この組み合わせで普通に iPad Pro や Surface Go でアナログ RGB が出力できてしまいますし,Gigabit Ethernet の使えます(C56 EH,Ethernet は RTL8153 で,USB Hub は VIA のチップセットみたいですね).
HDMI は USB-C の Alt モードで出力されているはずですが,Alt モードは電気的には USB-C で素直に HDMI の信号を流しているということなんだろうとは思いますが,こんな接続の仕方でも問題なくアナログ信号が出力されるとは思ってもいませんでした.
以上!