Mcdodo タブレット車載ホルダーと iPad 12.9 インチ車載雑感です.
まずは結論から.
iPad pro 12.9 inch をしっかりと固定!
できます.
購入動機と製品概要
日産の DAYZ のダッシュボードに iPad Pro 12.9 第3世代を固定するためにいつものように Amazon から購入したものです.
実際探すとわかるのですが,車載タブレットスタンドとして一般的なのは10インチくらいまでの大きさに対応したものがほとんどで,12.9インチの iPad への対応を謳っているものはあまりありません.本製品はその数少ない対応製品で,製品の特徴は,
- 比較的安価(2500円程度)
- 4.7 – 12.9 インチへ対応
- 耐荷重25kg
- 吸盤式
です.
製造元は Mcdodo という2012年創業の中華(広州)周辺機器を作っている企業のようで,検索してみると,多分オンライン販売用と思われる
と,それとは別に,多分こちらが公式ページだと思われる
があります.ただし,本製品についてはこれらのサイトには情報がなぜかなく,製品型番 CM-4310 で探すと,唯一,フィリピンのサイトにのみ情報がありました.
開封の儀
届いた製品パッケージは以下のとおりです.見ての通り結構キレイな薄手の紙箱で届きました.
開封すると,プラスチックのトレーにキレイに製品本体と説明書が収められています.
製品本体は以下の通り.プラスチック製ですが,シンプルな見た目で,作りも良さそうな感じでした.なお,
- 吸盤部のネジは本製品の取り付け・取り外し用(吸盤の吸着を強める・弱める)
- 上写真の吸盤左下に縦に写っているネジは上下方向の角度調整
- 下写真の吸盤左下に横に写っているネジはアーム延長用(最大長さ17cm)
- タブレット固定はバネによる締め付け式
です.したがって,取り付け後のタブレットの位置調整の自由度はそれほど高くはありません.
利用雑感
と言うことで,実際に車に取り付けた様子は以下のとおりです.この状態で,未舗装路なども走りましたが,少し揺れる以外は全く問題ありませんでした.
なお,取り付け時に気がついたことは以下のとおりです.
- 上にも書いたとおりあまり取り付け後の自由度は高くはなく,取り付け後のタブレットの位置調整はせいぜい前後5cm程度しかできません.しかし,アームとタブレット固定部の接続は球体であることから,タブレットの角度の調整幅はかなりに自由度があります.
- 吸盤の吸着力はかなり高いです.実際,私の場合も平らな面に貼り付けているのではなく,かなり凸凹の面(以下の写真参照)に取り付けていますが,きちんと固定できています.
- 10インチ以上のタブレットは基本的に縦向きにしか固定できません.12.9インチのiPad Pro (221mm) を縦向きに取り付けるのが限界です.したがって,あまり厚いケースごと取り付けるのは不可能だと思います.これは厚みについても同様ですが,純正の Smart Folio なら大丈夫でした.
- スマホはかなり大型のものでないと(横向きでも)取り付けられないです.ただし,本製品のタブレット固定部分とアームの接続は球体で,これは,一般的な車載スタンドの同様の固定方式のものと同じ大きさです.したがって,タブレット取り付け部分のみをスマホ対応のものに取り替えることができます.実際に私の場合も DAISO で買った300円のスマホスタンドのものと取り替えて使っています.
と言うことで,私の場合ははじめから車についている9インチの車載ナビと並べるような形で iPad Pro を固定(旅行などで長距離運転する場合だけです.通常はタブレット固定部分をスマホ対応のものに置き換えてスマホスタンドとしてつかっています)していますが,非常に便利です.
残念ながら車載ナビは Android Auto, Apple Car Play に対応していない旧来型のナビです.普通はこれで十分なのですが,全く見知らぬなれないところだと,どうしても走っている最中に近くにあるガソリンスタンドがどこにあるかなどを調べたくなる時があります.残念ながら旧来型のナビではこれがとてもやりにくい.しかし,iPad なら Google Map の音声検索で簡単に探し出せますし,9インチよりも12.9インチの方が圧倒的に一覧性が高いのもすごく良い.おかげで7月なかばの山口ドライブを快適にものすごく効率的こなすことができました.
アイキャッチは7月の18時過ぎの角島大橋です.
以上!