N9 LUMENA LED ランタン雑感です.
実は,とある仕事を臨時に引き受けたら支給されたものなんです.見ての通り,LED を光源とするランタンですが,いつもの通り結論から言うと,
ものすごく明るくてびっくりするくらい長時間使えます.唯一の欠点は充電が microUSB で,USB-C じゃないことくらいしか思いつきません.
本製品,全く知らなかったんですが,もともとは Makuake でのクラウドファウンディングで輸入されるようになった製品の様で,Amazon でいまだと12,000円程度と決して安くはありません.
製造元は韓国の NNiNE という所みたいで,製造元のページは,
で,N9 というのはどうも製造元の社名の様です.この製品の他にもバッテリーとかオシャレ系の扇風機なんかを製造しているみたいですね.
開封の儀
さて,本製品,それなりのお値段だけあって,本体は非常に綺麗ですし,パッケージも以下の通り大変凝っています.
印字,手触り等とても良い.で,テープを切り(剥がし)このパッケージを横にずらすと,
これまた綺麗な「N9」が真ん中にあしらわれた綺麗な箱が出て来ます.この箱を開けると,
またまたケースが現れます.これはどうも製品持ち運び用のケースの様で,このケースの中に,
の通り,LED ランタン本体と付属品の入りの(またまた)箱が入っています.
なんだか箱(ケース)だらけです.
付属品入りの箱を開けてみると,
の通り.入っているのは,
- 持ち運びケース用のカラビナ
- LEDランタン用のカラビナ
- LEDランタンとカラビナを接続する部品(多分)
- LEDランタンを適当な場所に掛ける部品
- 充電用の microUSB ケーブル
- 本体充電口(microUSB)と充電用USB-Aの口を塞ぐゴム?製の蓋
です.
で,説明書はケースを取り出した箱の底に入っていました.見ての通り,多言語ではなく日本語の説明書です.
本体全景
本体の様子は以下の通り.なお,写真で見る以上に本体には高級感があります.お値段がそれなりにするだけのことはあると思います.
見ての通り,可動式の取っ手が付いていますが,これは 0 から 90度の範囲で動かせます.この取っ手部の作りもかなり良い様で,範囲内であれば任意の角度に固定できます(さすがに振り回すと動いてしまいますが,手に持って歩く程度であればきちんと固定状態を保てます.
ランタンとしてはどうか?
機能も立派です.まず,何と言っても
明るい!
です.
明るさは4段階.最も明るくしたケースで 1300 ルーメンだそうですが,感覚的には眩しすぎて直接光源見るなんてできないです.最も暗い場合が 260 ルーメンで,この明るさでも iPhone のライト以上に明るく感じる.
電池持ちは,最も明るい場合で約8時間,最も暗い場合だと100時間だそうで,うん,iPhone のライト以上の明るさで丸1週間無充電で使えるみたい(もちろん夜だけ使うという前提で).耐久試験をする気も起きません.
なお,この明るさの調整は写真
の左側中央部にあるボタン1つで行います.ボタン1つで色々切り替えられるのですが,その分わかり難い.備忘録がわりに記しておくと,
- 1回短押:本体電池残量表示
- 2回短押:モード1の明るさ(260 ルーメン)
- 3回短押:モード2の明るさ
- 4回短押:モード3の明るさ
- 5回短押:モード4の明るさ(1300 ルーメン)
- 6回短押:消灯
- 2秒押:昼光色 ⇨ 昼白色 ⇨ 電球色切り替え
- 5秒押:SOS 点滅
となります.
バッテリー残量は,microUSB と USB-A の口の間にある4つの穴の光り方で表されるようで,
- 1つ点灯:0% 〜 25 %
- 2つ点灯:25% 〜 50%
- 3つ点灯:50% 〜 75%
- 4つ点灯:75% 〜 100%
- 点滅せずに全点灯:フル充電
らしい.また,フル充電には 5V, 2.1A で5時間40分かかるみたいで,バッテリーの総容量はパッケージにもありますが 10000mAh と非常に大容量です.
USB-A 端子があることから当然予想できると思いますが,本機はモバイルバッテリーがわりにもなります.重さが220gですから,同容量のモバイルバッテリーとほとんど変わらない重さしかないというのが驚きですね.
まとめ
我が家は近畿某所だと言うことで,本機,正直言うと,この間の台風21号の停電ときに使いたかったです.明るさといい,電池持ちといい,自宅備え付けの非常用 LED 光源と違いすぎる性能です.
また,他の USB で稼働する機器が充電できるというのも実用的だと思います.と言うのも,我が家,あまり長時間ではありませんが,台風時,停電しました.仕方が無いので,TV チューナー内臓の Xperia Z4 Tablet で台風情報の番組を見ながら過ごしたですが,停電が復旧するまでタブレットのバッテリーが持つかどうかハラハラしました.
やっぱり災害時って,明るいかどうかと,情報が取得できるかどうかで安心感がだいぶ違います.で,明るさを確保するにも,情報を得るにも電気が必要で,電気の予備がどれだけあるのかももちろん安心感につながります.
本機,少し高価ですが,いざという時の備えとして,悪く無い選択なんじゃないかなと思います.
以上!