USB-C to USB-A 変換アダプタってホントよくわからないです.
今回の結論は,
USB-C から USB-A に変換するアダプタは USB-C の規格違反なので,用心しながら使うしかないなぁ
です.
USB-C to USB-A っている?
まず,そもそもの疑問として,
USB-C to USB-A って必要なの?
って問題があると思います.答えは,
いまのところ必要になる場面は限定されるけど,将来は必要な場面がふえるんじゃないかなと思う
です.
実際,このタイプのアダプタが必要になるのは,
- USB-A の充電口を用いて USB-C の機器へ充電をする.
- USB-C の口を持つ周辺機器を USB-A で PC につなげる.
- USB-C to USB-A to microUSB のような多重の変換を行う.
の場合だと思います.
このうち,最初の USB-A の充電口を用いて USB-C の機器に充電するのは要するに以下の写真のような場合ですね.
実際やってみた結果についてはこの後で説明しますが,USB-A に対応した充電器しかもってないってことはあるでしょうから,特に出先だとこういう充電の仕方ができるとありがたい訳ですね.
次に,USB-C の口を持つ周辺機器を USB-A でつなげるってのは,本ブログで紹介した GENKI Bluetooth
を USB-A の口しかない PC で使いたいなんかが例になると思います.いまのところは USB-C でつなぐ周辺機器ってほとんどないですけど,将来は USB-C だらけになるでしょうから,これから先は良く見る使い方になるんじゃないかなと思います.
最後に,USB-C to USB-A to microUSB のような多重の変換なんですが,これは,個人的には
やるべきではない
と思っています.USB-C to USB-A が規格違反なのは,そもそも扱える電力の大きさが USB-C になって大きく増えているからで,下手をすると USB-A の機器に流すべきではない大きな電気を流してしまいかねないからです.
以下の様なきちんと確かめたコネクタで1段階の変換をやるならともかく,多段の変換はどう考えても検証しきれないので危なっかしいし,そもそも接触不良とかがどう考えても起こりやすくなるので,特に USB-C to USB-A to microUSB なんて変換はする気にはなれない訳です.
と言うことで,手持ちの3種類の USB-C to USB-A 変換コネクタを用いて,少し色々な接続を試してみることにしました.結果については以下の別記事を参照して頂ければと思います(サンワサプライのアダプタについても追加で確かめてみました).
aceyoon USB-C to USB-A アダプタ
GENKI Bluetooth 付属アダプタ
DAISO USB-C to USB-A アダプタ
サンワサプライ AD-USB29CFA USB-C to USB-A アダプタ
以上!