UGREEN USB Type-C 30W Wall Charger 雑感です.
まずは結論からですが,
すごく安いのですが,それなりにコンパクトですし,キチンと使えますし,お値打ち品だと思います.
製品サイトは,
ですが,今回は購入理由から書きたいと思います.
購入理由
導入予定の Raspberry pi4 の電源として使うのが目的です.Raspberry pi4,これまで microUSB でしたが,高速化した分消費電力が増えたのか USB Type-C ,しかも 3A 供給が必要そう(規格通りではないみたいですが).
単純計算で 15W 出れば良いので,30W も出力できる本アダプタである必要性はないのですが,USB-C の良いところは使いまわせるところなのに,そうじゃない充電器を買うのはかなり抵抗があります.だからと言って,安価な Raspberry pi4 に GaN な Anker とかのそれなりのお値段の充電器を使うのも違うよなぁ……と思う訳です.
と言うことで,安価,かついろいろ使いまわせそうなもの(供給電源容量はともかく,電圧だけはいろいろ対応している)を探した結果,見つけたのが本アダプターです.
お値段は,
30W 供給なのに,AMAZON で1000円くらい
です.ホントに大丈夫なのか?って思ったんですが,UGREEN の製品,いくつか買ったことあって,安いけどつくり等とくに問題なかったことから,購入に踏み切りることにしました.
実際に届いた商品の様子は以下の通りです.
開封の儀
まず,製品パッケージは以下の通り.これまで購入した UGREEN の製品と同様,とてもシンプルです.
また,中に入っているものもホント必要最低限です.説明書はきちんと日本語訳されたものが入っていました.
製品自体の見た目も Anker とかと同じような感じで,高級感こそありませんが,決して安っぽくはないです.
大きさを Anker PowerPort Speed 1 PD 60 と比較してみた様子は以下の通り.
筐体自体は一回り小さいのですが,Anker のものはコンセント部を折りたためるので,持ち運びのしやすさは同じくらいだと思います.Anker のものは 60W 対応なので,お値段を除けば Anker の方が良さそうに見えますが,実は,実際に使うと UGREEN の製品の方が使いやすい.なんでかと言うと,以下を見れば一目瞭然です.
つまり,コンセント端子の向きが違っているのが理由で,UGREEN のものは他のコンセント口を塞ぎません.と言うことで,常時コンセントに挿しておく用途だと UGREEN の方がかなりありがたい.Anker のものは 60W 供給で,この供給量じゃないと使えないものもあると思うので,絶対 UGREEN の方が良いとまでは言えません.しかし,実際に使うとなるとこの部分,無視できないんじゃないかなと思います.
製品仕様と利用感
結論から言うと,
USB Type-C の規格で使える全ての電圧に対応
してるみたいです.実際説明書にも,対応電圧について,
- 5V/3A
- 9V/2A
- 15V/2A
- 20V/1.5A
に対応している旨記されています.だからでしょうか.私の周りの USB Type-C 機器で使えなかったものはありませんでした.実際に試したものは以下の通り.
- DELL XPS 9380
- DELL XPS 9370
- Xiaomi MiBook Air
- Apple MacBook Pro 2017
- docomo d-02K
- Microsoft Surface Go
- au TPRQUE G-04
- Google PIXEL 3a
- docomo SO-03J
- GENKI Bluetooth
- UQ mobile WX05
実際に充電している様子は以下の通りです.
見ての通り,いろいろな電圧で実際に充電されますし,ほぼ 30W 供給できるのも分かります.また,利用中,特に熱を持つようなこともありませんでした.ということで,いまのところは,非常にお値打ち品だよ,としか言えない訳です.
まだ買ったばかりなので,耐久性については何とも言えませんが,それにしても1000円は安いと思います.とりあえず1台確保していても良いのではないでしょうか.
以上!