レーザープリンターのトナーが進化していたのに驚いたはなしです.
最近職場であんまり見なくなった代表例ってレーザープリンターだと思います.まぁ,レーザープリンタ,耐久性が高いので,古いのを今でも使ってるって例は多いと思いますが,新しいものを買うってのは珍しいんじゃないかと.更新するくらいなら大型複合機に統合するか,インクジェットプリンターにするかでしょう.
さて,そんなこんなで,ある日,職場の情報部門に行くと,冒頭の写真の箱が置いてありました.大きさはインクジェットプリンターのインクの2倍くらいの大きさだったので,思わず,
やっぱり業務用だとインクジェットの詰め替えインクも大きいですねぇ……
と言うと,
いやいや違いますよ.レーザープリンターのトナーです!
とのこと.確かに「トナー」って書いてあります.
どうもこれ,EPSON の現行製品,LP-S6160/LP-S7160/LP-S8160/LP-S9070 のトナーの様で,各色これ1つで6500頁くらい印刷できるみたい(黒は4900頁が2本入ってる).ちなみに情報部門が購入したのは LP-S8160
のようで,購入理由は,
純正の PostScript3 がまだ要るんですよ(ただし,PS3 はオプションで定価14万円と本体定価約10万円より大分高い!)
だそう.ナルホド(アコガレの純正 PS3 ですね).
実際にトナーをどんな風にセットするのかと言うと,
な感じ.ほとんどインクジェットと変わらない感じ.
レーザープリンターのトナーって,非常に幅広で大きなパッケージで,交換するのも失敗すると辺り中にトナーを巻き散らかして大変なことになってしまうことが多いイメージだったので,ナルホドなぁ……って思いました.地味にレーザープリンターも進化してるんですね.
ただし,消耗品として交換しないといけないのはトナーだけじゃなく,
- 感光体ユニット: 24,000頁ごと
- ハイトナーボックス: 24000頁ごと
もある.こいつらは昔と同じ様な大きさと形状なので,部分的な解決にはなってるけど,本質的な解決にはなってないことに注意する必要はあり.しかし,まぁ,予備のトナーを保管する場所がかなり狭くて済むだけでもかなりありがたいとは思います.