ag WHP01K 雑観と備忘録

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ag WHP01K 雑観と備忘録です.Amazon の商品ページは以下の通り.

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ひさしぶり(1月ぶり)の更新です.ここしばらく忙しくてサボっていました.いつもの通りまずは結論から書くと,

確かに聴き疲れない音です.1万円以下でANCが付いていて,デザインも良く,音も悪くないので選んで正解

だったかなと思います.

購入理由

実は昨年12月にふるさと納税で頂いた Sony WH-1000XM4 を手放してしまいました.

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性能や使い勝手には全く文句なかったのですが,使用頻度が低く,高級機なのにもったいなかったのに加えて,新たに Sony WF-1000XM4 を買ってさらに使用頻度が下がってしまったからです.WF-1000XM4 と WH-1000XM4 だと ANC の効き方ほぼ変わりません.また, WF-1000XM4 が LDAC にも対応してしまったので,小型な分,さらに WF-1000XM4 の使用率が上がり,WH-1000XM4 の使用率が下がってしまい,WH-1000XM4 高級機なのにほぼ使わない勿体無い状態になってしまっていました.

しかし,オーバーヘッド型もたまには使います.特に有線接続で聴きたいときなどです.と言うことで,比較的安価なヘッドフォンということで購入したのが本機 ag WHP01K です.

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「ちょうどいい」ワイヤレス製品を提案するオーディオブランド見る、触る、聴く、使うたびに小さな喜びを感じていただけるように、製品の機能だけでなく、質感や使い心地、そして毎日聴きたくなるような自然な音質にこだわっています。

選択理由

しかし,比較的安価なヘッドフォンと言うだけなら本機以外にもたくさんの選択肢がありますが,本機を選んだ理由は以下の通り.

まず,何と言ってもデザインです.手放しはしましたが,Sony WH-1000XM4 のデザインはかなり気に入ってました.特に色です.プラチナシルバーのものを使っていたので,同じような印象の色のものが良かった.

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次に対応 codec です.自宅で PC 作業と共に使うことが多いので,これに困らないだけの codec に対応しておいてもらいたかったのですが,本機の場合,

  • SBC
  • AAC
  • aptX
  • aptX LL

と macOS でも Windows でも困らないだけのサポートがあったことです.

最後に音の評判でしょうか.同じくらいの値段だと ANKER の Soundcore Life Q35 という選択肢もあり,こちらだと LDAC,そしてアプリに対応(aptX はない)しています.しかし,Anker の音は,

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からの印象として,かなり硬くて聴き疲れする印象がありました.予備の日常遣いするものなので聴き疲れしないものの方が良く,本機は評判が「ナチュラルな音」とのことなので,ちょうど良いかなと思った訳です.

そして,もちろんこれから購入するものなので,USB-C への対応は必須です.

なお,本機の場合は ANC に対応していますが,正直これはどうでも良かった.と言うか,正直 ANC よりも外音取り込みの方が欲しかった.まぁ,この辺り正直 Anker Soundcore Life Q35 と迷ったところです.

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開封の儀

既にたくさんレビュー出てますので開封の儀をやるほどじゃないとは思うんですが,何が付属しているのかの備忘録を兼ねているためやっておきたいと思います.

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まず,外箱ですが,正直「デカイ」です.普通の紙箱で,まぁ,大きさ以外は特に問題は感じません.

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ただし中の緩衝材はプラスチックのパッケージです.正直これはあまり印象は良くない.テカテカ光っててあまり高級感感じませんし,気のせいかも知れないですが環境的にもよろしくない感じがするからです.

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本体以外の付属品は以下の通り.説明書,白い袋,有線用のピンプラグと USB-A to USB-C ケーブルが付いてきました.説明書はもちろんきちんと日本語ですが,ケーブル類はまぁオマケレベルで,あまり使いやすいものではなさそうだったので,使わないと判断し,封もいまだに開けていません.

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最後に本体は以下の通り.全体の印象ですが,色味は確かに Sony WH-1000XM4 のプラチナシルバーと似た感じですが,実物の質感は圧倒的に WH-1000XM4 からは落ちます.しかしこれは値段が3倍違うので当然で,逆に10000円と考えると,まぁ悪くはないかなと言った印象です.しかし,特にボタン類がプラスチッキーで安っぽい感じがするのは残念に感じました.

ボタンの配置は,右側に電源・音量 +・音量 -の3ボタンと BT/ANC LEDが配置されており,左側に ANC と充電LED,USB-Cポート,有線接続用のピンプラグの穴が配置されています.まぁ,ボタンの数はこんなものかなぁ……という印象

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なお,写真は撮り忘れましたが,上の ag と書かれている上部のところでアームが折れ曲がるようになっていますので,持ち運ぶ時はもう少しコンパクトにできます.

利用雑感

実際に使用してみた印象は以下の通りです.

まず,音ですが,

評判通り,聴き疲れしないナチュラルな感じの音質です.逆に言えばメリハリの効いた音ではないので,ドンシャリ系が好きな人には向かない

です.音質調整が行える専用のアプリなども用意されていないので,メリハリのある音が好みの方は本機選んではいけません.

次に装着感ですが,これは悪くない.軽いし,締め付けも軽く,あたりもソフトです.Sony WH-1000XM4 とほぼ変わらないか軽い分,こちらの方が「楽」です.個人的にはこれはとても良かった.

次は ANC の効きです.

Sony WH-1000XM4 とは比べられません.はじめて使った時はホントに効いているのかと思うくらい

の効き方です.確かに外してみると効いているのが分かりますが,Sony WH-1000XM4 のように周りの音がほぼ消え去るようなものではありません.周りの雑音,特に低音を少し抑えてくれる程度のものだと考えるべきです.

ただし,これはかなり驚いたのですが,

電源OFFの有線接続(何もつながなくても良い)でも ANC を ON(ANC ボタンを2秒長押しして BT/ANC LED が緑に点灯で有効)にできます.

つまり単なる耳栓代わりにもできる訳で,個人的にはこれはかなり便利だと感じています.

しかし注意が一つ.電源OFFでも ANC ON にするとそれなりに電池を消費するようで,これ切り忘れると次の日には完全に電池が消耗してしまいます.使わないときは BT/ANC LED が消灯しているのを確認し忘れないようにしないと使いたい時に使えません.

最後に電池の持ち他ですが,これについては少なくとも連続使用時間としては十分過ぎるほどの時間使えますし,気になるようなことはなし.あと,音量について.Sony のものと比べるとかなり「ハイゲイン」だと思います.

Sony のイヤフォンやヘッドフォンの場合,特に Linux 系の OS とBT接続すると,音量をかなり上げないと(場合によっては130%とかにしないと)音が小さくて使い物にならないのですが,本機の場合は50から60%くらいで十分な大きさの音になります.この点については Sony のものよりもかなり使いやすい.

と言うことで,全体評価としては,

かなり満足

というところです.WH-1000XM4 に比べるとさすがにかなりの差を感じますが,値段なりの差として十分に納得行きます.本格的に聴きたければ WF-1000XM4 を使えば良い訳で,自宅で使うパッと使いのセカンド機としては十分以上です.

と言うことで,本機,それなりに活用しているのですが,こういう小型の機器は1つのボタンに色々な機能が割り振られているので,正直覚え切れません.なので,最後に操作方法と LED の意味を備忘録としてまとめて今回の記事は終了としたいと思います.

操作備忘録

電源・NC・RESET

POWER ON 電源ボタン3秒長押し
POWER OFF 電源ボタン5秒長押し
ANC ON/OFF ANCボタン2秒長押し
PAIRING 電源OFF状態で電源ボタン5秒長押し
RESET 電源OFF状態で +, – ボタン2秒長押し

音楽再生・着信・Siri・Google アシスタント

音楽・再生 電源ボタン短押し
音楽・一時停止 電源ボタン短押し
音楽・次曲 音量 + ボタン2秒長押し
音楽・前曲 音量 – ボタン2秒長押し
着信・受話 電源ボタン短押し
着信・終話 電源ボタン短押し
着信・拒否 電源ボタン1秒長押し
音量上げ 音量 + ボタン短押し
音量下げ 音量 – ボタン短押し
Siri, Google Assistant 電源ボタン2回短押し

インジケーター

BT/ANC LED 青点灯 電源ON
BT/ANC LED 赤点灯後消灯 電源OFF
BT/ANC LED 青・緑交互点滅 電源ON/ANC ON
BT/ANC LED 緑点灯 電源OFF/ANC ON
BT/ANC LED 赤・青交互点滅 ペアリング
BT/ANC LED 紫2点滅 RESET
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