ホワイトボードマーカー(STAEDTLER Lumocolor )雑感 | hyt adversaria

ホワイトボードマーカー(STAEDTLER Lumocolor )雑感

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STAEDTLER 社のホワイトボードマーカー Lumocolor です.『ボールペン?』で正体不明だった十徳ナイフのようなボールペンが TOROIKA というドイツのメーカーのものだということが分かったことを紹介しましたが,これも同じくドイツ製です.

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STAEDTLER ステッドラー日本株式会社
1835年ドイツ・ニュルンベルクに設立以来、150か国以上で鉛筆、色鉛筆、製図用品、筆記具、オーブンクレイなどを製造・販売しているステッドラーのおすすめ製品

このマーカー,決して安くは無い.というか1本80円程度出せば買えるホワイトボードマーカーが多いのに150円くらいします.ですが,

Photo by hyt.

Photo by hyt.

のように,インクを補給できる,つまり,インク切れを比較的心配しなくても済むことから,比較的好んで使っているマーカーです.

個人的には,プレゼンテーションや説明をするときに使う媒体として,ホワイトボード+マーカーよりも,黒板+チョークの方が好みです.何故そのように感じるのかと言うと,

  • ホワイトボードマーカーは滑り易く,チョークは逆に滑りにくい.
  • ホワイトボードマーカーは一目で残量の把握が出来ないが,チョークは出来る.
  • ホワイトボードマーカーはペン先が潰れ易いが,チョークは潰れない.
  • チョークは使い終わるまで線の濃さが一定に保たれる.

のような使い心地の違いが私の場合には大きい訳です.もちろん,逆に

  • チョークは折れやすいが,ホワイトボードマーカーは折れない.
  • チョークは粉が飛び散るが,ホワイトボードマーカーにはそのようなことはない.
  • チョークは滑りにくく書くのに力が要るが,ホワイトボードマーカーは軽い力で良い.
  • チョークはすぐに1本を使い切るが,ホワイトボードマーカーは1本をそれなりに長く使える.

な訳ですが,少なくとも私の場合はこの欠点があまり気にならない.

ホワイトボードを使うとき,いざ,書こうとして,ホワイトボードマーカーのキャップを取ると,ペン先が潰れていて,太いかすれた線しか引けない,または,インクが無い,もしくはペン先が乾いてしまっていて,書くことが出来ない,ということが良くある.それで代わりのマーカーを手に取ると,そのマーカーも同じような状態だということも多い.

ホワイトボードマーカーの場合,一目で状態が把握出来ないのでこんなことになる訳です.

チョークなら,見た瞬間にどの程度残っているのかが分かります.と言うか,使ったら無くなってしまうわけで,無いものは仕方がないので,あきらめてすぐに代わりのものを取りに行くことになる.それにすぐに1本を使い切ることが分かっているので,余分を常に準備する.でも,ホワイトボードマーカーは,一目では確認できないので,試してから,それも下手をすると,何本も試さないといけない.で,イラッとしてから,代わりを取りに行くことになる.また,いきなり書けなくなるのではないので,かすれてるなと思っても,つい,そのまま,イライラしながら使い続けてしまうことも多い.特にこれが夢中で説明している途中に起きた場合は最悪です.

とは言え,かすれたマーカーをすぐにゴミ箱に捨ててしまうのも,何となく勿体なくて,躊躇してしまい,で,また,そんなマーカーを使おうとしてストレスが溜まる.と言うことで,ホワイトボードはストレスが溜まるのであまり使いたくは無い.

しかし,最近は黒板を使えるところなどほとんどなく,ホワイトボードだらけ.何とかならないものかな,と思っていたところに見つけたのが,STAEDTLER 社のホワイトボードマーカー Lumocolor な訳です.私の感じている不満を完全には程遠いですが,和らげてくれる製品として重宝しています.

なお,このマーカーは基本的には自分用のものを持ち歩くものだと思います.マーカーを叩き付けるように使ってペン先を壊す人は多いので,とてもではないが,人と共有できるようなものではありません.と言うか,

ホワイトボードマーカーは,自分用のものを持ってきて,さらにお持ち帰り頂けると,嬉しいなぁ…

と思うのですが,皆さま如何思われますか?

 

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