Brother MFC-9340CDW 雑感とプリンタ考(1)の続き.
- Brother MFC-9340CDW 雑感とプリンタ考 (1) 購入の動機
- Brother MFC-9340CDW 雑感とプリンタ考 (2) 設置
- Brother MFC-9340CDW 雑感とプリンタ考 (3) 印刷機能
- Brother MFC-9340CDW 雑感とプリンタ考 (4) スキャナ機能
- Brother MFC-9340CDW 雑感とプリンタ考 (5) FAX機能
- Brother MFC-9340CDW 雑感とプリンタ考 (6) まとめ
ほとんど衝動的に購入した本機(MFC-9340CDW)を実際に部屋に設置したときに感じたことを中心に紹介します.
部屋に届き,実際に設置したときに感じた最初の印象は
重い!大きい!
です.以前使っていた EP-802A が両面ユニット合わせて 10kg 程度で,今回が 23.5kg ということで,倍以上重い.最新のインクジェット機との比較だと約3倍の重さですので,一人で設置できないほどではありませんが,その重さは相当なものです.
また,設置面積こそ EP-802A とほとんど変わらないですし,後継機の EP-808Aなどと比べても(少なくとも使用時の面積では)あまり変わらないのですが,高さが2.5倍程度あり,このため,設置時は,異様に大きく見えました.
しかし,見慣れると「少し大きいかな」とは思いますが,じゃまになるほどではありません.プリンタ複合機の場合,背が低いからと言って,上に物が置けるわけではありませんし,移動させることもほぼありません.上の写真を見ての通り,小さめのテレビ台の上に設置しているのですが,横の机とほぼ同じ高さで,座ったまま使うのに丁度良い感じです.あと,インクジェット複合機は収納時はコンパクトですが,使うときは紙を支える部分を広げなければならず,結局,設置にはそれなりのスペースが要ります.しかし,本機は下の写真の通り,紙の出力部を広げる必要はありませんし,印刷物をしばらく放っておいても気になりません.
この写真は手差しトレイを開いた状態ですが,見ての通り前面給紙で,壁にギリギリまで寄せて設置できます.あと,内蔵の給紙トレイは500枚は無理ですが,250枚は入り,個人で使うのだと,ほとんど紙切れを気にせずに済みます.この辺り,地味ですがとても便利です.
電気代ですが,スリープ時1.8W,15分/1日以下の使用ですので,つけっ放しで年間500円程度でしょうか.最新のインクジェット複合機だと今はスリープ時1W以下のようで,約半分の電気代ですが,本機は FAX も兼ねていますので,気になるような価格差ではありません.
さて,使用感ですが,写真が一部入ったホームページなどをごくたまに印刷する,という用途だと,やはりカラーレーザーの方が良いですね.FAXを兼ねていて常に待ち受けの状態ですので,離れた部屋から印刷する前に電気を入れるため,もしくは用紙受けを開くために移動せずに済みます.また,しばらく使わなくても,ノズル掃除などなく,スムーズに印刷されますし,普通紙でも裏写りせず綺麗に印刷できます.
ほぼ,期待通りということで,まぁ満足なのですが,本機は単なるカラーレーザー複合機ではありません.製品ページを見ているだけでは分かりにくいのですが,色々ビックリする機能満載です.次回はこの辺りを紹介してみたいと思います.