Panasonic シェーバー ES-RT1AU 雑感です．
まずは結論から記すと，
ほぼ問題ないですが，電池の残量が全くわからないのが少し困る
ところですね．
Panasonic シェーバー ES-RT1AU 製品仕様
Panasonic のエントリーモデルのシェーバーです．製品の詳しい仕様は，メーカーページ
を参照して頂きたいと思いますが，大まかな特長は，
- 3枚刃
- 低価格
- USB-C 充電
なことです．お値段は4500円弱．Panasonic の商品としては携帯型のものを除けば最も安いと思います．
購入動機
購入の動機ですが，5年以上使って，刃・電池ともにダメになってきていた Philips 5000 シリーズのシェーバーを入れ替えるために購入したものです．
Philips のシェーバーをこれまで使ってきたのは「肌にやさしい」からです．はじめて使ったシェーバーは Braun だったのですが，剃刀負けがひどかった．だから肌にやさしいときいた Philips をここ20年以上ずっと使ってきました．しかし，その Philips も，
- 下位機種の 5000 シリーズでも結構お高い
- 替え刃も高価か，そもそも替え刃売ってないことがある
- 大きくて邪魔になる
- トリマーが本体一体化されていない
- 充電が専用機
といろいろ不満点がありました．特に大きな不満は2番目の替え刃で，実際に購入すると，他メーカーだと下位新機種が買えてしまう額で，なかなか交換できませんでした．
しかし，さすがに我慢ができなくなり，Braun は以前の経験からダメ，Philips は上記の通り……ならば Panasonic にしてみようと思った訳です．ただし，剃刀負けに耐えられないこともありそうなので，いざとなったら買い替えてもあまり痛くない安価な機種，そして上の5つの不満点が解消できそうなものを……と探した結果が本機種 ES-RT1AU でした．
開封の儀
購入はいつもの通り Amazon
です．お値段は上にも書いた通り4500円弱でした．パッケージは以下の通り，キレイめの紙箱で悪くない感じ．
Photo by hyt.
Photo by hyt.
箱の中身は以下の通りで，付属していたのは，本体，カバー，説明書，USB-A to C ケーブル，掃除用のブラシです．なお，専用充電器 ES-RU1-01
は別売りですが，2500円以上しますし，単なる5Vの USB-A のみ対応したものなので，購入する必要はないと思います．私の場合は昔使用していた iPhone 6s に付属していた USB-A 対応の充電器を本製品専用の充電器として洗面台の近くにおいています．
Photo by hyt.
製品の外観は以下の通りです．もちろん製品本体の作りは日本メーカーらしくとても良いです．注意点ですが，すぐ下の写真を見るとトリマーが本体に内蔵されていそうな感じがしますが，残念ながら本製品にはトリマーは付属しません．と言うか，多分ですが，本製品にトリマーが付属したものが上位機種 ES-RT1AU
なんだろうと思います．
Photo by hyt.
Photo by hyt.
Photo by hyt.
Photo by hyt.
使用雑感
さて，使用感ですが，まず，最も心配していた剃刀負けですが，
いまのところ全くなし．以前使っていた Philips 5000 シリーズのものより肌にはやさしそう
な感じです．代わりに剃れ味はさほど良いとは思えない．実際，剃り残しのないようにするには，肌を引っ張りながら少なくとも複数回同じところを角度を変えながら上下しないといけません．しかし前に使っていたものと比較するとあまり変わらないので私の場合は特に大きな不満はない訳です．
次に形状と大きさですが，かなり大きい．しかし，重くはありませんし，持ち易いので，いろいろ角度を変えながら剃りやすいです．つまり自宅で使うためのものとしては全く問題ありませんが，逆に，（専用ケースもないので）旅行等での持ち運びには全く向きませんが，これは仕方のないところでしょう．
次に替え刃ですが，Philips に比べれば安価で手に入ります．
Photo by hyt.
型番は
ですが，正直このお値段だと本体をもう一度買い直した方が……という感じです．特に内刃と外刃をセットで変えると本体購入価格を超えますしね．なので私の場合は，歯が長持ちするよう専用オイルでこまめにメインテナンスすることにしました．
専用オイルとクリーニング液は以下のとおりです．
ただし，本製品，クリーニングは一般的なハンドソープなんかでも構わないようなので，私の場合は塗布しやすいスプレー式の ES006 のみを購入しました．
最後に充電についてです．本製品，USB-C での充電に対応しているってのが大きな特徴のひとつなのですが，注意点として，
- 高速充電には対応していない（5V 充電です）
- 充電しながらの使用はできない
- 電池残量が全くわからない
で，正直この部分が本製品の最も困るところです．
Photo by hyt.
Photo by hyt.
高速充電にも，充電しながらの使用にも対応していないので，電池が切れそうになる前に充電したいのですが，いつ電池が切れるのか全く分かりません．すでに使い始めて2月以上経っており，1週間程度なら大丈夫なことがわかったので今は1週間に1度は充電するようにして「電池切れで使えない‼️」ってことはなくなりましたが，正直，この電池がいつ切れるのか分からないは本製品の最も大きな欠点だと思います．
なお，充電池ですが，ユーザー自身による交換はできないとされています．しかし，説明書には充電池の取り外し方の説明が載せられています．本製品を充電池を本体と分離して廃棄できるようにするためだそうですが，きちんとこういう情報を公式に公開してくれているのは良いと思います．
後継製品について
本製品，2023年モデルです．使い始めてしばらく経ってから記事を書いたせいで，本 blog 公開時にはすでに 2024年モデルが出ています．で，2024モデルはどうも，
- 急速充電対応
- 充電しながらでも使える
ことみたいですが，代わりに下位機種は USB 充電対応がなくなり，上位機種のいくつかに USB 充電対応のものが追加された感じです．
比較表には本 blog で取り上げた機種 ES-RT1AU が残っているので，下位機種で USB 充電対応のものとして引き続き2014年も販売されるのかなと思っています．
以上！
