今回2年ぶりに携帯契約を全面的に見直し,いろいろ記事にしたのですが,まとめとして,携帯キャリアの2年契約について感じたことを記したいと思います.なお,これまでの関連する記事は以下から辿れます.
携帯キャリアの2年契約考
まず,結論なのですが,今回のことで,
2年契約って変!
と強く感じるようになりました.何にか,と言うと
契約満了時の問い合わせが無い!
ことにです.
新聞の契約とか,派遣の契約とか,車の保険とか,そもそも契約終了後も契約を継続するかどうか普通はきちんと問い合わせがあるじゃないですか.車の保険なんかだと,問い合わせても返事がない場合は自動継続するってなってる.もし,問い合わせが無いのに,勝手に契約更新をされたら,怒鳴り込まれて当然です.
携帯電話の契約って,車の保険なんかよりも高額です.こんな高額な契約を結ぶのに,契約更新が勝手に行われてしまうんです.それが当然だと思われている.よく考えると,不自然極まりない.なんで?って思うんです.
公共料金なのか?
そう言えばですね,同じような感覚のものって,電気・ガス・通信・NHK料金がそうなんですよね.要するに,「公共料金」になってるものがこの感覚なんです.
じゃぁ,携帯電話の契約って「公共料金」なのか,ってことになるんですが,どうなんでしょうねぇ.建前はもちろんそうじゃないんですが,公共の電波を使った事業なのですから,かなり公共事業っぽい性格を持っていることも確かです.
皆が契約継続については公共料金と同じ感覚を持っているのは間違いがないんじゃないかと思います.
改善して欲しいなぁ
これ,携帯電話だけの話じゃありません.最近は,電気,ガスなんかも自由化されてきました.要するに,電気やガスなんかも「**年間契約したら安くなります」みたいなことが増えてきたんですよね.
でですね,このまま行くと,こういう年限を定めた契約って,必ず「釣った魚にエサはやらない」という方向に流れます.
契約満了が迫ってます.また,契約してください!
って言われないとなかなか人って見なおそうって気になりません.これは,契約者だけじゃなくって,契約を勧める方だってそうです.だって,契約して下さい!って,何にもお土産が無かったらとっても頼みにくいんですもん.
総務省さんあたり,指導してくれませんかねぇ……と感じる今日この頃です.