Surface Connect to USB-C 充電変換ケーブル雑感です.
まずはいつもの通り結論から言うと,
Surface Go で普通に使えました.1本持っておくとそれなりに便利だと思います.800円くらいで安いですし.
なお,対応は充電だけです.通信線としては全く使えないことに注意してください.
これはなに?
Microsoft Surface シリーズは,専用の Surface Connect ポートを使って充電するのですが,これを USB Type-C でできるようにするための変換ケーブルです.いつもの通り AMAZON で800円くらいでしょうか.
残念ながらどこ製なのかは全く分かりません.また,注文して届くのに3週間くらいかかりました.中国のどこかから台湾を経由してきたみたいです(送料の方がかかってる気がするなぁ……).
製品外観
届いたものは,製品が入った袋を除くと製品本体だけです.
作りは悪くないと思います.一応両端の端子部分を拡大した写真は以下の通り.
Surface Connect の端子の様子は写真裏面も全く同じ作りです.予想できる通り,本変換ケーブル,どちら向きにさしてもきちんと充電してくれます.
パッケージングは簡素すぎる気もしますが,お値段を考えると仕方がないかな,と思います.
使ってみた様子
実際に使ってみた様子は以下の通りです.
試した充電器は,手持ちの
- Anker PowerPort Speed 1 PD 60 (60W給電)
- Aukey PA-Y12 (45W給電)
- RAVPower RP-PB054(15W給電)
の3種類ですが,予想通り,RAVPower RP-PB054 だけが充電できませんでした.
なぜ予想通りかと言うと,Surface Go に付属する純正の充電器の電圧は 15V だから.実際,上の2つの受電期は15V給電に対応していますが,最後の一つは5V3Aにしか対応していませんし,給電中の電圧を測定してみると,
確かに15V出ていることが確認できます.
個人的には15Vに対応してさえいれば,より給電能力の低い Anker PowerPort Atom PD 1 などの充電器でも大丈夫なんじゃないかなとは思います(実際,大した消費電力じゃないですし).
あと,写真は撮り忘れたのですが,このケーブル,使用中は
に LED が仕込まれているようで純正の充電器と同じように光ってくれます.
使用感
使用感は,これ,やっぱり1本持っておくと便利です.
Surface Go には,汎用の USB-C ポートが一つしかないんですが,USB メモリ挿したいとかプロジェクタに接続したいとかのときに使いますので,このポートを充電のために使わずに済む,おまけに専用の充電器ではなくて,汎用の USB-C 充電器さえ持っとけば良いってのは安心だし,実際に便利な訳です.
もちろん USB-C のハブ辺りを持ち歩くという手もあるんですが,それなりに大きくて重いってのが欠点(あとそれなりに高価)です.このケーブル一本忍ばせておけば済むんだったらそっちの方が割安ですし,邪魔にもなりません.
また,実際に使うと,ケーブルの出方がスマートになります.
Surface Go の USB-C 端子を使うと,
な感じ.つまり,実際に使うとき,ケーブルが画面の右半ばからそのまままっすぐ出てしまい,かなり目障りな感じになります.Surface Connect を使うと
のように机に這うような感じの配線にでき,実際,目に付きにくくなる訳です.
Microsoft が意図した配線を USB-C の充電器でも再現できるってのは,個人的には,この変換ケーブルの大きなメリットなんじゃないかなと思っています.
以上!