DELL XPS 9380 のバッテリー交換してみた雑感です.
結論から記すと,
とても簡単!
です.
交換理由
XPS 9380 は私のお仕事用のメインマシンです.
交換理由は最近少し長い会議だとバッテリーが最後までもたなくなってきたことです.Windows の Battery Report
> powercfg /batteryreport
で調べてみると,購入当初のデザイン容量の半分程度の容量になってました.
XPS 9380 は2019年2月に購入したものでほぼ5年経っています.だから,新しい機種に入れ替えても良かったのですが,性能的にいまのところそこまで不満はありません.また,いまは AI 対応の PC が出始めで,まだ価格的にも,性能的にもこなれていない感じです.だから,あともう1年くらい様子を見てから入れ替えかな,じゃあ,バッテリー何とかしないといけないなって思った訳ですね.
購入バッテリー
入れ替え用に購入したバッテリーは純正も考えたのですが,13,000円程度と少しお高いので,今回は WorldPlus というところの互換品のバッテリーとしました.購入元はいつもの通り Amazon で,お値段はブラックフライデーセール中だったので6,000円切るくらいでした(いまだと7,000円切るくらいです).
販売元の WorldPlus ですが,日本企業(株式会社 Weagle)のPC 用互換バッテリーブランドのみたいです.本社は東京らしい.
私が購入したものは DXGH8 という型番で1年保証でした.XPS 9380 だけでなく
- XPS 9370
- XPS 7390
- Inspiron 13 5390
- Inspiron 13 5391
- Latitude 3301
- Latitude E3301
対応とのこと.容量は 6,900mAh で,純正(6,500mAh)よりも少しだけ容量が大きい.ただし,WorldPlus のホームページの製品情報
には本製品の情報はなしでした.この部分は改善してほしいと思います.
交換手順
まず,届いた商品の概要を紹介します.
製品パッケージ
商品パッケージは紙箱でした.
中身は以下の通り,交換用バッテリーと日本語の説明書が収められていました.
なお,説明書は,交換の仕方などは記されておらず,一般的なバッテリーの取り扱い方が記されているだけでした.
DELL の場合は,公式のサービスマニュアルにバッテリー交換方法の案内があるので,説明書に交換方法の詳しい案内がなくても良いと言えば良いのですが,そのことが一言説明書に書いてあれば良いのにとは思います.
交換手順
交換手順は以下の通りです.
まず,PC の底面が上になるように置いて,8箇所の星形のネジを外します.ドライバーは DAISO の T-5 のものを使いました.
裏蓋は特に爪などもなく,傷を付けないようギター用のプラスチックのピックを境目に入れて少しこじるだけで簡単に外すことができました.
次にバッテリーの取り外しを行います.バッテリーは,四隅が M2 のプラス,上部1箇所が M1 のプラスネジで止められていて,右上に本体との接続用のコネクタがあります.
取り外しは,まず,プラ製のスパッジャーツールを使って,本体との接続部分を取り外してから,5箇所あるネジを順番に取り外しました.
なお,取り外した純正品と今回購入した互換品を並べてみた様子は以下の通りです.
あとはこれまでと逆の手順で購入した互換品のバッテリーを取り付けて,裏蓋を閉めるだけで,全工程合わせて所要時間は10分ちょっとというところでした.いままで複数台ノートPCのバッテリー交換を行ってきましたが,内蔵バッテリーのものの中では最も好感が容易でした.
利用雑感
さて,利用感ですが,いまのところ全く問題ありません.きちんどデザイン容量認識されていますし,充電もきちんと最大容量まで行えています.2時間程度の会議ならば全く問題なく充電が持つ用意なりました.
あとは耐久性ですが,こればかりはある程度の期間使用しないとわかりませんが,今回は長くて2年程度持ってくれればよいだけなので,あまり気にせずにガシガシ使っていこうと思っています.
ということで,やっぱりバッテリーは消耗品ですね.DELL XPS ですが,バッテリー交換しやすいのはとても良かったです.
以上!