Alpine Linux に glibc を入れる備忘録です.
Alpine Linux に使われてるのは glibc ではなくて,musl-libc ですが,適当にバイナリ持ってきて動かそうとしても動かない時があります.そのときは普通は,
Alpine Linux で適当なバイナリを持ってきて動かす備忘録
Alpine Linux で適当なバイナリを持ってきて動かしてみた備忘録です. まずは結論から. たまには Linux でもソースコードからコンパイルじゃなくて,適当なバイナリ持ってきて動かしたいってときもあるんですが,こういうときは,まず...
で記した通り,libc6-compat を入れれば良いのですが,なぜだか,
Error relocating ***************************: symbol not found
なんてエラーが出てしまいまいました.
仕方がないので,glibc をソース取ってきてコンパイルしようかと思ったんですが,
GitHub - sgerrand/alpine-pkg-glibc: A glibc compatibility layer package for Alpine Linux
A glibc compatibility layer package for Alpine Linux - sgerrand/alpine-pkg-glibc
に公開されていました.と言うことで,このページの指示通り,
apk --no-cache add ca-certificates wget wget -q -O /etc/apk/keys/sgerrand.rsa.pub https://alpine-pkgs.sgerrand.com/sgerrand.rsa.pub wget https://github.com/sgerrand/alpine-pkg-glibc/releases/download/2.28-r0/glibc-2.28-r0.apk apk add glibc-2.28-r0.apk
とすることで無事動作させることがでました.メデタシメデタシ.