Ubuntu と WF-1000XM3 の接続性と音量を改善する備忘録です.
接続性の改善
WF-1000XM3,とっても良いんですが,Ubuntu(Ubuntu 18.04 LTS + pulseaudio-modules-bt 環境)の組み合わせだと音が途切れ途切れになってしまい,そのままだと実用になりません.
これ,いろいろ試した結果,
最新の bluez をインストールすることで改善する
ことがわかりました.なお,headset 用のプロファイルで接続されてしまった場合は再接続することできちんと AAC で接続できます.
実際の手順は以下の通り.
$ sudo add-apt-repository ppa:bluetooth/bluez $ sudo apt update $ sudo apt upgrade $ reboot
PPA が用意されていますので,それを登録して更新をかけるだけです.元サイトは以下の通りです.
BlueZ : “Bluetooth” team
Pre-release experimental builds of BlueZ, destined for future inclusion in Ubuntu. The source code for this PPA is kept ...
音量の改善
あと,これもなぜだか分かりませんが100%でも少し音量が足りないかなと感じます.この解決方法は簡単で,
$ pactl set-sink-volume 0 120%
のように100%を超える音量を設定すれば良いだけでした.なお,番号の 0 は sink 番号で,pactl list sinks とすれば分かります.
以上!