Raspbian OS で BTFS の USB HDD を自動認識してくれない備忘録です.
私の環境だけなのかそうではないのかよくわかりませんが,Raspberry pi 4 で動かしている Raspbian OS で BTFS でフォーマットした USB の HDD を自動的に認識してくれなくなりました.
詳細は以下の通り.
- Raspbian OS ver. 10.4
- Kernel: Linux 5.4.51-v7l+ #1333 SMP
- HDD: Seagate 2000LX
- HDD Case:ELUTENG USB Type C 2.5
なお,完全に認識してない訳ではなくて,ハードウェアはきちんと自動認識されます.実際 dmesg で,
[ 2.056048] scsi 0:0:0:0: Direct-Access ST2000LX 001-1RG174 SDM1 PQ: 0 ANSI: 6 [ 2.058763] sd 0:0:0:0: [sda] 3907029168 512-byte logical blocks: (2.00 TB/1.82 TiB) [ 2.058802] sd 0:0:0:0: [sda] 4096-byte physical blocks [ 2.059007] sd 0:0:0:0: [sda] Write Protect is off [ 2.059039] sd 0:0:0:0: [sda] Mode Sense: 2f 00 00 00 [ 2.059407] sd 0:0:0:0: [sda] Write cache: enabled, read cache: enabled, doesn't support DPO or FUA [ 2.060239] sd 0:0:0:0: [sda] Optimal transfer size 33553920 bytes not a multiple of physical block size (4096 bytes) [ 2.195868] sda: sda1 [ 2.199438] sd 0:0:0:0: [sda] Attached SCSI disk
の確認できます.
しかし,/dev/disk を見ても,UUID 等の割り当ては行われておらず,結果的に,HDD は認識されているのにデバイスとしては使えないという「何で?」という状態です.
いちおう回避策として,
$ sudo partprobe /dev/sda1
のようにすることで,UUID 等割り当てられて正常に使えることが分かったので,このコマンドを起動時に自動実行すれば良いのかもしれませんが,一時的な不具合な可能性もあり,OS のアップデート等で直る可能性もあるので,今のところは様子を見ています.
しかし,ハードウェアの自動認識の部分はいままであまり気にしたことがなく,イマイチよくわからない状態なので,どうしたものかなぁ……とは思っています.
以上